「腹痛やお腹の不快感がある」
「便秘の後に下痢が起こる」
「原因がよく分からない」
こんな悩みを抱えていませんか?
過敏性腸症候群は原因不明の事が多いですが、ストレスとの関係が指摘されています。
こちらでは、過敏性腸症候群とストレスの関係に東洋医学の視点を交えた原因と対処法について書いています。
過敏性腸症候群とストレス
腸はストレスに弱い臓器と知られており、実際に脳で感じたストレスが腸に影響があることが知られています。
これは脳腸相関と呼ばれ、人間に限らず多くの動物がストレスを感じると腹痛を感じることが分かっています。
逆に、腸で病原菌が繁殖すると脳で不安感が増すことも分かっています。
そもそも腸管は複雑な神経ネットワークで制御されているので、ストレスや不安などの精神的要因が過敏性腸症候群の原因となるのです。
東洋医学から見た過敏性腸症候群
東洋医学の視点では過敏性腸症候群の原因は気滞(きたい)と考えています。
気滞とは気が巡らずに滞ることで臓器が正常に働けない自律神経が乱れた状態で、原因は様々ですが冷えている人に多く見られます。
ストレスと聞けば精神的なものをイメージしますが、東洋医学では身体の状態が悪いとストレスに弱くなると考えています。
特に足元が冷えている人は気の巡りが悪いので気滞が起こりやすく、自律神経も乱れることで余計に腸の調子が悪くなります。
そのため足元を温めることは気滞の解消に効果的なので、まずは足元を温める習慣を作りましょう。
足元を温めるには足湯なども効果的ですが、普段の生活に階段の昇り降りを加えることも有効です。
ふくらはぎの筋肉を刺激すれば足元の血流が良くなり、足元の冷えを解消し自律神経にも良い影響があります。
また、自律神経を整えるには冬ならミカンを食べるのも効果があります。
まとめ
過敏性腸症候群はストレスの影響を強く受け、ストレスとは精神的なものだけでなく冷えなどの症状も含まれます。
東洋医学では気滞と呼ばれる自律神経の乱れこそが過敏性腸症候群の原因なので、自律神経を整えるために足元を温めましょう。
足元を温めるには階段の昇り降りやミカンを食べる習慣が冬場はおすすめです。
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