アレルギーを引き起こす原因となる東洋医学の風邪とは

アレルギーに悩んでいませんか?

「鼻が詰まりやすい」

「喉を痛めやすい」

「春は花粉症が辛い」

こんな症状は気候の影響である風邪(ふうじゃ)に負けているかもしれません。

今回のブログを見れば東洋医学のアレルギーの考え方と、原因となる風邪の対処法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

アレルギーを引き起こす東洋医学の原因

東洋医学ではアレルギーの主な原因は内臓の強さによる体質と、湿度や気圧などの外からの刺激が複合的に絡み合っていると考えています。

アレルギーを起こしやすい人は内臓が弱く、さらに外からの刺激にも敏感な傾向にあります。

普段はアレルギーを起こさない人でも、過労や睡眠不足により弱っていれば外からの刺激に負ける事もあります

特に季節の変わり目などに訪れる気温差や気圧差、湿度などは身体に大きな影響を与えます。

東洋医学では外から受ける刺激を風・暑・湿・燥・寒・火の6つに分類し、それぞれがアレルギーを含めた様々な不調の原因と考えたのです

風の刺激は春に多くなる気圧差であり、暑と火は夏の暑さ、湿は梅雨や残暑の湿度であり、燥は秋で寒なら冬と言った感じです。

春の風邪

東洋医学では風から受ける刺激を風邪と呼び、風邪が春に悪化する花粉症の原因と考えています。

内臓の弱さも関係しますが、内臓が強い人でも風邪が盛んな時期は身体が負ける事もあります。

アレルギーとは外からの刺激に対して身体が負けている状態と考え、刺激に対して強くなればアレルギーも解消できると考えています

風邪とは気圧の変化であり、気圧の変化が激しい時には風が強くなるので花粉や黄砂が普段よりも多く飛びます。

昔の人は風に毒が混じっていると考えていましたが、当たらずとも遠からずと言ったところなのです。

そして気圧の変化が激しい時には肩や首周りが緊張しやすくなり、日によって発熱やめまいなども起こりやすくなるのが特徴です

気滞血滞のセルフチェック

風邪に負けやすい人は普段から気滞や血滞を起こしている人が多くいます。

気滞を起こしている人は、

  • 発熱しやすい
  • 喉を痛めやすい
  • めまいや耳鳴り

などを感じやすくなります。

気滞が原因で血滞も起こると、

  • 肩の痛み
  • 頭痛
  • 肌の乾燥

なども起こりやすくなります。

これらの症状が当てはまる人は、春の風邪に負けやすい傾向があるので春は無理をしない事が大切です。

基本的には夜更かしを避けて睡眠時間を確保し、水分補給を心がけて寝る前にストレッチをする事が予防として大切になります。

まとめ

東洋医学ではアレルギーは気候の影響に身体が負けていると考えます。

気候の中でも風邪は気圧の変化によるものを指します。

風邪に負けると気滞や血滞が起こるので水分補給とストレッチをしてよく寝る事が予防につながります。

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祝日はお休みです。

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