ストレスが引き起こす副腎疲労と感情の関係

ストレスの蓄積を甘く見ていませんか?

「寝れば元気になる」

「我慢くらい誰でもしている」

「ストレスには強い方だ」

そうやってストレスを溜めていくと心身ともに不安定になります。

今回のブログを見ればストレスが感情に与える影響と、普段からやっておきたい対処法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

ストレスが引き起こす副腎疲労と感情の関係

副腎疲労は慢性的なストレスが原因で副腎が疲労し、十分な量のストレスホルモンを分泌できなくなった状態です。

人間はストレスを感じると副腎からストレスホルモンであるコルチゾールを分泌し、血糖値などを高める事で集中力や意欲を高めます。

ですが長期間のストレスが続くと副腎が疲労し、コルチゾールの分泌が低下することで慢性的な疲労感や不調が引き起こされます

副腎疲労になるとコルチゾールの分泌が低下し、アドレナリンの分泌が過剰になる事で低血糖や動悸、息切れに不安や緊張などの症状が現れます。

そしてコルチゾールの低下は感情のコントロールを難しくし、イライラしたり落ち込みやすくなります。

コルチゾールは脳の活動をサポートする働きもあるため、分泌の低下は集中力や記憶力の低下につながり悪化するとうつ状態に陥るリスクも高まります。

副腎をサポートする滋養強壮食材

副腎疲労の解消には身体に悪いものを減らす事が大切なので、アドレナリンを分泌させるカフェインやアルコールは控える事がポイントです。

副腎の機能をサポートする栄養素を補給することも大切で、特にビタミンCはコルチゾールの合成に不可欠な栄養素です。

そしてクエン酸はビタミンCの吸収を助ける働きがあるので、レモンやライムなどの果物やジュースを毎回の食事で摂取するのも効果的です

副腎からコルチゾールなどのホルモンを生産する際にはビタミンB群も大量に消費するので、ビタミンB群も必要な栄養となります。

ビタミンB群は食物繊維から腸内細菌で作られるので、食物繊維を含む発酵食品がお勧めです。

腸内細菌は8種類のビタミンB群を合成する能力があるので、ビタミンB群と食物繊維を多く含む納豆や味噌などの大豆の発酵食品は効果的です

疲れた心を癒す瞑想とマインドフルネス

瞑想とマインドフルネスは似た手法ですが、マインドフルネスは瞑想の要素を応用した現代的な手法と言えます。

マインドフルネス瞑想という言葉もあり、過去や未来にとらわれず今この瞬間に集中することでストレス軽減につながります。

副腎疲労を解消するには寝る前の瞑想がお勧めで、寝る前に身体をリラックスさせると副腎の回復が促されます

最も簡単な瞑想はあぐらなどの楽な姿勢で座り、目を閉じて深呼吸する事に意識を集中します。

すると脳の血流が高まりコルチゾールの分泌が減少し、深い眠りに入る事が出来るようになります。

大切なのは習慣として継続する事で、寝る前にコルチゾールを減少させる習慣が副腎の回復につながります

まとめ

副腎疲労は長期のストレスが原因で起こります。

予防のためにはコルチゾールを作る時に必要なビタミンB・Cをこまめに補給する事です。

寝る前の瞑想の習慣なども睡眠の質を高めて副腎疲労の解消に役立ちます。

⇒副腎疲労からの解放!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

祝日はお休みです。

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