「最近は夢をよく見る」
「夜に何度も目が覚める」
「昼に猛烈に眠くなる」
こんな悩みを抱えていませんか?
春は睡眠の質が低下しやすい季節です。
こちらでは春の睡眠の質が低下する原因と対処法について書いています。
睡眠の質と水分
睡眠の質を高める鍵は水分にあると言われます。
そもそも身体は寝ている間でも身体の水分を水蒸気の形で放出し、水分が足りなくなると寝つきが悪くなるのです。
睡眠中でも皮膚や呼吸から水分が失われるため、睡眠中は徐々に脱水状態となっていきます。
睡眠中に汗と呼気から失われる水分は約500ml以上とされ、多いときには1リットルもの水分を失っています。
春は気温が徐々に上昇して汗をかく機会も増えますが、多くの人は冬と水分補給の量が変わらないために隠れ脱水となり睡眠の質が低下しているのです。
睡眠中の代謝
睡眠中は成長ホルモンが分泌されることで代謝が促進され、脂肪が燃焼されることで個人差はありますが6~8時間の睡眠で約40分間のランニングと同じ300キロカロリーを消費すると言われています。
脂肪が燃焼される際には水分が必要なので、寝る前には100~200mlの水分補給が必要と言われます。
水分が不足していると血液中に老廃物が溜まりやすくなり、血液がドロドロになることで疲れがとれにくくなります。
また血液がドロドロな状態が続くと脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めるので、高齢な人ほど寝る前の水分補給は大切になります。
また花粉症の人は水分の流れが悪くなっているので、鼻からは水分が失われ必要な所には水分が不足ている事がよくあります。
寝る前にやっておきたい事
寝る前にやっておきたい事は水分補給で、就寝前にコップ1杯(150ml~250ml)の白湯を飲む習慣をつけておくと深く質のいい眠りにつくことができます。
すると就寝中に適度な発汗が起こって深部体温が下がり睡眠の質が高まります。
白湯を飲む習慣も大切ですが、ハーブティーやきな粉豆乳などのノンカフェインのものも身体をリラックスさせて熟睡を手伝ってくれます。
春は花粉の影響で睡眠の質が下がっている人も多いので、日中の内から花粉対策にこまめなうがいも大切です。
寝る前にうがいで喉の花粉を流したり、鼻うがいで鼻道の花粉を洗い流すのも春の不眠には効果的です。
まとめ
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