体からの不調のサインを見落としていませんか?
「疲れやすい」
「頭痛やめまいが多い」
「不眠になったりイライラしたりする」
こんな症状は自律神経が乱れて身体が弱っているサインです。
今回のブログを見れば見過ごせない5つの身体からのサインと、体質によって現れやすい症状が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
見逃せない不調のサインとは
患者さんに「体調はどうですか?」と聞いても、自分の症状を明確に伝えられる人は少ないのが現状です。
多くの人は普段からある不調に慣れてしまい、身体からの不調のサインを見逃しています。
慣れるというのが最大の問題で、悪い状態に徐々に慣れ我慢するのが当たり前になっている人は遠からず症状が悪化します。
特に自律神経が乱れて起こる要注意な5つのサインは倦怠感に息苦しさ、イライラに不眠、無気力などは見逃せない不調なのです。
これらの症状はストレスや不規則な生活習慣などが原因で起こりますが、多くの人は薬を飲んで騙し騙し日々を送っています。
ですが、そんな生活を続けていれば自律神経の乱れが悪化して、人によっては重症化してしまうので注意が必要なのです。
5つの体質と気質からわかるあなたの「乱れポイント」
東洋医学で重視しているのは不調の内容よりも患者さんの体質と気質で、不調を感じた時に気にする人もいれば気にせずに我慢する人もいます。
体質によって起こりやすい不調は違い、気質によっては早めに対処する人と我慢して対処が遅れる人に分かれます。
体質は内臓の強さによって5つに分類され、誰でも自分の中で強い内臓に負担をかける癖があります。
5つの体質は木・火・土・金・水となり、木なら肝で火なら心、土なら脾で消化器系となり、金なら肺で水なら腎の臓器が強い傾向にあります。
これらの臓器の特徴から火・土・水の人は我慢して症状を悪化させやすく、木と金の人は早めに対処します。
我慢する人ほど強い痛みに襲われたり痺れの症状が出やすいですが、早めに対処する人は軽い痛みや疲労感くらいで済む傾向にあります。
5つの気質から分かる精神症状
木タイプは緊張したりイライラしたりしやすいのが特徴で、基本的に我慢が苦手で感情的な面が目立ちます。
火タイプは我慢をしている自覚はありませんが不眠になりやすく、不調の時には動悸を感じやすくなります。
土タイプは食べ過ぎる傾向があるので胃もたれを感じやすく、胃腸に負担をかけている分だけ倦怠感を感じやすくなります。
金タイプは呼吸が浅くなり息苦しさを感じやすく、感情が溢れやすく涙もろい面があります。
水タイプも体力ギリギリまで頑張る傾向にあり、限界を超えると急に無気力に襲われる傾向にあります。
タイプによって現れやすい不調はありますが、生活習慣によっては他の症状も現れやすくなります。
まとめ
多くの人は不調を見逃しています。
対処するタイミングは気質によって違います。
体質によって出やすい不調は変わってくるのがポイントです。
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