健康の秘訣は体温の高さよりも体脂肪にあり!?

「健康のために身体を鍛えている」

「だけど風邪を引きやすい」

「体温が低いのに風邪を引きにくい人がいるのは何故?」

こんな悩みを抱えていませんか?

体温と健康には密接な関係がありますが、体温が高い事と免疫力は必ずしも一致しません。

こちらでは体温と免疫力の関係と免疫力を高める体脂肪の秘密について書いています。

体温と健康の関係

一般的に平熱が35℃台の人は低体温と言われ、免疫力が低くて風邪を引きやすいと言われます。

実際に体温が下がると酵素の働きが弱まり消化機能が低下します。

ですが、色々な人の話を聞いていると体温が高くても風邪を引きやすい人や、体温が低くても風邪を引かない人もいます

体温に関しては男女差は無いと言われますが、男性は筋肉量が女性よりも多いため発熱量が多く暑がりが多く見られます。

逆に女性は寒がりが多いのは体感温度の違いと言われ、体感温度の男女差は3~5度もの差があると言われています。

これは筋肉量や脂肪量の問題で、筋肉は熱を産生するのに対して脂肪は熱を通しにくい性質を持っているからです。

男女差はホルモンによる違い

健康的な人の平熱は36.5~37.1℃とされ、体温と免疫には関係があります。

体温が高い方が酵素の活動が活発なので、一般的には体温が高い方が風邪を引きにくいとされています。

ただし、交感神経が優位になれば熱を産生しますが毛細血管は収縮するので手足は冷え、副交感神経が優位になれば毛細血管が拡張して熱の産生が抑制されるので体温は下がります。

女性ホルモンのエストロゲンは副交感神経を刺激して免疫反応を強化するのに対して、男性ホルモンのテストステロンは交感神経を刺激して免疫力を弱めることが分かっています

そのため筋肉が多い暑がりな男性でも風邪を引きますし、脂肪が多くて寒がりな女性でも風邪を引きやすいとは限らないのです。

適正な脂肪量を維持する

筋肉が多くて体温の高いアスリートやボディビルダーなどは風邪を引きやすい事で有名です。

高強度のトレーニングを普段から行っていると、IgAと呼ばれる抗体の量が減ってしまい免疫力が低下するので体温と免疫が比例しないのです

免疫を左右する抗体は糖タンパク質なので、過度な筋肉は抗体の量を減らすと考えられます。

だから糖質制限などで脂肪を減らし過ぎれば免疫力は弱まり、適度な体脂肪を維持している方が女性ホルモンも増えやすく免疫力が高くなるのです。

適正な体脂肪量と言われる女性なら20~25%、男性なら15~20%を維持することが大切なのです。

ただし、運動不足でも代謝の低下から免疫力は下がるので、1日7000歩や30分のウオーキングを週5回などを目安に運動するのは大切です。

まとめ

体温が高い方が酵素の活動は盛んですが、一概に体温が高い人が健康とは言えません。

大切なのは免疫力を高める女性ホルモンを増やして副交感神経を刺激することです。

適度な運動は必要ですが、適正な脂肪は維持した方が健康になるのです。

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