春の不調は強風による首のコリから

「春は体調を崩しやすい」

「身体がだるくて困る」

「春のせい??」

春は体調を崩しやすい季節です。

こちらでは春に不調になりやすい原因と対処法について書いています。

春一番の影響

春は春一番と呼ばれる強い風が吹き、体調を崩しやすくなることから風邪(ふうじゃ)の季節と考えられていました。

強い風が吹くときには気圧の変化が激しい時で、気温の変化も大きくなり寒暖差によって自律神経が乱れます。

自律神経が乱れると身体は交感神経の働きが優位な緊張状態となり、筋肉が硬い状態が続いて痛みやすくなります。

特に首周りの筋肉の緊張が強い状態が続くと自律神経の乱れに拍車がかかり、自律神経が乱れていることで身体はリラックスできなくなるのです。

基本的に普段から首のコリが酷い人ほど春に不調が出やすく、自律神経も乱れやすいのが特徴です

自律神経が乱れると

自律神経が乱れた状態では疲れが溜まりやすくなり免疫力が下がったり胃腸の働きが落ちたりします。

免疫力が落ちることで2024年は感染力が非常に強い麻疹(はしか)が流行っていますが、50歳以上の方は麻疹の免疫力を持っていると一般的に言われます。

胃腸の働きも落ちやすいので、機能性ディスペプシアに悩んでいる人は一段と食欲不振や吐き気に悩まされやすくなります。

また、最も多い悩みが寝つきが悪くなったり夜に起きたりする不眠の症状で、眠れないせいで体力が落ちて余計に不調になるのです

ちなみに夢を多く見るときほど眠りは浅いので、寝ているつもりでも朝が起きられない時は少し不眠といえます。

首の緊張を緩める

春の不調を解消するのに重要なのは自律神経を整えることです。

この時期の自律神経の乱れを整えるのに大切なのが首の緊張を緩めることで、首の緊張が解消されると自律神経は整いやすくなります。

自律神経は首の骨の中を通っているので、首から肩にかけての骨の動き良くするとリラックスしやすくなります。

お勧めなのは首と肩の付け根の辺りに蒸しタオルなどを当てる方法です。

濡れタオルなどをレンジで温めて、ビニール袋などに入れれば即席の蒸しタオルが完成します。

ぬるくなるまでの時間をのんびりと当てておくことで、首の緊張が緩んで自律神経が整い不眠も解消されやすくなります

まとめ

春一番が吹く季節は気圧の変化が激しいので自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れると首肩が緊張して不眠に陥りやすくなります。

そのため首肩を温めて緊張を緩めることが春の不調を解消することにつながります。

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