「正月はおせち料理?」
「そんなの必要なの?」
「最近では流行らないよ」
そう思っていませんか?
おせち料理は縁起物であり、身体に必要な栄養を含んでいます。
こちらでは、おせち料理の必要性と素晴らしさについて書いています。
おせち料理とは
おせち料理には、家族が健康で幸せに暮らせるようにという願いが込められた縁起ものです。
正月には神社に行って、おせちを食べることで一年の健康を祈るのです。
そんなおせち料理には健康長寿や無病息災を祈った料理が並びます。
基本的には五段重ねになっており、それぞれに意味合いが込められています。
一の重は祝い肴
数の子はニシンの卵で子宝と子孫繁栄を願っており、ビタミンDとビタミンB12が極めて豊富なので妊婦さんにもおすすめです。
黒豆は元気に働けるように祈っており、抗酸化作用の高いビタミンEや鉄と銅も豊富なので貧血の予防にも役立ちます。
田作りは煮干しで、五穀豊穣を祈っておりカルシウムよりもビタミンB12が豊富です。
二の重は箸休め
昆布巻は喜びながら長寿を願って、ビタミンDとビタミンB12が豊富です。
栗きんとんは豊かさや勝負運を願い、ビタミンCと銅が豊富です。
伊達巻は学業成就を願い卵やはんぺんから作られ、ビタミンDとEがやや豊富です。
紅白蒲鉾は魚のすり身で作っている魔除けや知恵が身に付くという縁起物で、ビタミンDとB12が豊富ですが塩分も高めです。
三の重はメイン
海老は不老長寿を願い、セレンが豊富なので甲状腺ホルモンを活性化させます。
ぶりは立身出世を願い、青魚でもトップクラスの栄養がありビタミンB群・D・Eが全て抜きんでておりヨウ素とセレンも群を抜いています。
四の重は煮物
蓮根は将来の見通しが良くなるようにという意味を込め、ビタミンCやカリウムが多いので老廃物の排泄に役立ちます。
里芋は子孫繁栄を祈り、生殖能力を高めるヨウ素が群を抜いておりビタミンB12やセレンも豊富です。
ごぼうは土台がしっかりすることを祈り、胃を元気にして頭の熱を発散します。
ねじれこんにゃくは夫婦円満の縁起物、解毒や通便などのデトックス作用があります。
椎茸は健康長寿で、気を高めて毒を排泄します。
五の重は余白
最後の段は神様から福を頂くという意味と、将来に対する可能性という意味で空き箱となります。
様々な意味や願いを込めたおせち料理で、正月から福を招いてみませんか?
まとめ