気の固摂作用

澤楽
東洋医学の気という概念にはいくつかの作用があります。

気の作用が低下すると身体には様々な不調が現れます。

その中でも今回は内臓の位置を固定する固摂作用について解説します

 

固摂作用とは

固摂作用とは気(代謝)の働きの一つで、内臓や体液をあるべき場所に保持する働きです。

内臓であれば胃下垂や遊走腎などがあるべき場所からずれてしまう疾患です。

東洋医学では流産なども胎児を保持する固摂作用の低下と考えています。

体液の場合だと、

  • 血液
  • 大便
  • 小便
  • 唾液
  • 精液
  • 帯下(おりもの)

などの様々な体液が漏れ出るのを防いでいます。

そのため頻尿や下痢などは気の固摂作用が不足しているために起こると考えられています

人間の身体は、それぞれの液体が本来の居場所から必要以上に体外へ流出してしまうと病気になります。

体内の液体を必要量だけ留め、分泌や排泄量をコントロールするのが気の固摂作用です。

内臓下垂

胃下垂のように内臓が下垂した状態は姿勢を正すことで解消されます。

胃が下垂したままの状態が続くと胃腸の機能が低下して、便秘や下痢を起こしたり痔になったりもします。

また生理痛や冷え症なども内臓下垂をきっかけに起こります。

内臓下垂は身体の気(代謝)を低下させて様々な不調の原因となります。

 

腹圧を高めよう

内臓下垂を解消するには腹圧を高める事が有効です。

一般的に良いとされる姿勢だと下腹に力が入り腹圧が高まります。

逆に猫背などの悪い姿勢は下腹に力が入らないため腹圧が下がり内臓下垂の原因となります。

姿勢を良くすると腹圧が高まるだけでなく呼吸も楽になります。

呼吸が楽になると気血津液の流れがよくなり自然治癒力も高まります。

内臓下垂を解消するには、腹圧を高めて気の固摂作用を発揮させることが重要なのです。

腹圧が低く気の固摂作用が発揮されないと、ちょっとした動作で尿もれが生じたりもします。

大切なのは下腹に力が入り自然に腹圧がかかるような身体にする事です。

下腹に力を入れるには腹式呼吸が大切です。

腹式呼吸のやり方は、

  1. 鼻からゆっくりと息を吸いながらお腹と背中を膨らませる
  2. 口からゆっくりと息を吐きながらますお腹と背中を凹ませる

と簡単です。

ポイントとなるのは、下腹部がぺたんこになるまで思いっきり吐き出す事です。

また、息を吐く時は背筋を伸ばして下腹にお腹と背中の両方から均等な圧がかかるようにすることです。

吸う時よりも吐く時は長い時間をかけましょう。

この呼吸を3~5回を1セットとして1日に3~5回ほど行うと下腹に力が入りやすくなり姿勢が良くなります。

澤楽
現代人は呼吸が浅いせいで下腹に力が入っていません。

胃下垂などの内臓が下垂する現象は下腹の力不足によって起こります。

そのため普段から腹式呼吸を行って下腹に力が入るような姿勢を作りましょう

 

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