東洋医学から見た身体に痛みを起こす瘀血(おけつ)の原因とは

「首や肩がしょっちゅう痛くなる」

「足がビリビリと痛む」

「脈うつような頭痛がある」

痛みを起こす原因の多くは血流の滞りであり、今日は血流の滞りである瘀血(おけつ)を紹介します。

瘀血が起こると刺すような痛みが起こり頭痛や肩の痛みの原因になります。

今回はそんな瘀血が起こる原因と対処法について紹介します。

瘀血(おけつ)はなぜ起こるのか

瘀血は血流が悪くなることで起こります。

血流が悪くなるのは、身体が緊張状態で血管が細くなっている時です

さらに

  • 高血糖
  • 高脂血症
  • 動脈硬化

などがあると瘀血は起こりやすくなります。

瘀血になると血流量が低下するので内臓の機能は低下し、気虚(ききょ)がきっかけで瘀血が起こることもあります。

これは交感神経が興奮しているときに起こる症状と同じなので、瘀血の状態が長く続けば自律神経失調症の原因にもなります。

また水分不足も瘀血を起こしやすくします

そのため普段から食べ過ぎで水分が不足している人は瘀血を起こしやすいと言えます

瘀血になると高血圧になるので腎機能の低下も招き、冷えが原因で腎機能が低下すると瘀血の原因ともなります。

そのため瘀血の状態が長く続けば慢性腎不全の原因となるのです。

また、老化によって身体が冷えやすくなると瘀血は起こりやすくなります。

 

瘀血を解消するには

人間は年齢を重ねると喉の渇きを感じにくくなるので意識して水分をとらないと不足しがちです。

普段から喉の渇きを感じる前に水分をとる習慣をつけましょう

水分をとってトイレに行く回数が増えると身体の緊張を緩める効果もあります。

結果として水分をとることは瘀血の解消に効果が高くなります

さらに高血糖や高脂血症などの人は食事を減らすことも大切です。

身体が必要とする食事量は年齢とともに減っていきます。

にも関わらず若い時と同じ量の食事を続けていると余った栄養が血流を悪化させます。

余った糖質や脂質は白血球などが処理します。

白血球などが増えすぎると炎症を起こしやすくなり、余計に身体が痛みを起こしやすくなる悪循環です

だから食事は運動した分だけ摂取するのが望ましいと言えます。

瘀血の解消には血圧のコントロールに加え、血糖値や中性脂肪のコントロールも重要です。

瘀血を放置していると年齢とともに動脈硬化が起こり、動脈硬化が起こるから瘀血が悪化する悪循環になります

そして瘀血による血流量の低下は神経痛の原因にもなります。

まとめ

瘀血は年齢とともに起こりやすいと言えます。

特に40歳を過ぎたころから起こりやすくなります。

そのため運動をしていない人は年齢に合わせて食事量を減らしましょう。

⇒大阪市北区で瘀血の体質を変えたい人へ

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