「足腰に力が入らなくなってきた」
「どんどん動きづらくなる、、」
「手術をすれば良くなるんだろうか?」
脊柱管狭窄症の症状が出だしても手術をするのに迷う人は多くいます。
今回は高齢になってから脊柱管狭窄症の手術とリハビリをした海原かなたさんの体験談と、正しいトレーニングについて書いています。
海原かなた
芸人の海原かなたさんは2018年の71歳の時に脊柱管狭窄症の手術をされました。
手術をする数年前から徐々に動きづらさは感じていて、足腰に力が入りにくくなっていたそうです。
さらに立つことも辛くなってきたので手術を決意したとの事です。
それまでは身体に自信があり入院なども無かったとの事ですが、手術からリハビリを含めて1年7ヵ月も仕事を休むことになりました。
本来なら手術後は車いすの生活になる可能性もあったとの事ですが、人よりも多くリハビリやトレーニングをこなしたおかげで何とか歩けるようになったとの事です。
70代での手術とリハビリでは以前のように歩けなくなる人も多いのが現状です。
脊柱管狭窄症のリハビリ
脊柱管狭窄症の主な症状は足腰の痛みや痺れに筋力低下などです。
脊柱管狭窄症は腰を反らすと症状が強くなるため、自然と少し前かがみに歩く事になります。
リハビリの際にも無理に背筋を伸ばさないように指導されるので、歩けるようになっても前かがみの姿勢になる人が多くいます。
リハビリ期間の目安は3ヶ月ほどと言われますが、高齢で症状が酷いほど期間は長くなり痺れなども残ります。
場合によってはコルセットなどが手放せずに1年を超えても思うように回復しない人もいるのです。
特に前屈みになった姿勢は戻らずに手押し車などに依存する人も多くいるのが現状です。
体幹のトレーニング
脊柱管狭窄症の術後の基本的なリハビリが終わった後は体幹トレーニングも必要になります。
そもそも背骨の動きが悪い人は腹部の筋肉が弱く、体幹を支えられていない事が多くあります。
そのため大切なのは腹部のコルセット状の形をした腹横筋を鍛えることです。
腹横筋を鍛えるのに有効なのは腹筋運動ではなく腹式呼吸と捻りの運動です。
- 大きく息を吸ってお腹を膨らます
- 息を吐きながら体幹を捻じる
痛すぎない程度に行うと腹横筋を鍛える事が可能です。
左右に5~10回ほど行うと徐々に体幹が安定し背骨の負担が少なくなり、背筋を伸ばしても症状が出にくくなります。
慣れてきたら呼吸を長く行い、回数を増やすことで本来の動きを取り戻しやすくなるのでお勧めです。
まとめ
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