「今日は頭痛がする」
「何でだろう?」
「体調は悪くないのに、、」
こんな経験はありませんか?
頭痛は天候に左右されて起こり、起こりやすさは体質によります。
こちらでは天候によって頭痛が起こるメカニズムと体質ごとの対処法を紹介しています。
天気による頭痛
昔は天気の影響で頭痛が起こるのは迷信と言われていました。
医師の中には天気の変化よりも生理の影響やストレス、睡眠時間などの方が頭痛を左右すると主張し、楽観的な人はあまり痛みを感じないとも言っていたほどです。
ですが東洋医学では大昔から天気の変化は頭痛を引き起こすと考えており、古傷などが痛むのも天気の変化だと考えていました。
実際に天気が変化する時には気圧の上下があり、気圧の上下は酸素濃度にも影響を与え低気圧で酸素は少なくなります。
酸素が少ない状態では脳は酸素不足に陥り、血管が拡張するために神経が圧迫されて頭痛が起こるのです。
また、気圧の変化は内耳という部分で感知され血管を拡張させ頭痛となって現れます。
そのため台風などでは頭痛が起こりやすくなりますが、誰にでも起こるのではなく普段から頭痛が起こりやすい人に起こるのです。
雨の日に頭痛が起こる人は
気圧の変化で頭痛が起こるとしても体質によって痛むタイミングが違います。
仮に雨が降るとしても、雨の日に頭痛が起こる人と雨の前日に頭痛が起こる人がいるのです。
雨の日に頭痛が起こる場合は湿度が関係しており、雨の前日に起こる頭痛は気圧の影響を受けています。
雨の日に湿度が原因で頭痛が起こる人は偏頭痛に分類され、浮腫みやすい体質で胃弱で姿勢の悪い人が目立ちます。
こういったタイプの人は普段から白湯を飲んで尿を出し、下半身のストレッチをすることで老廃物の排泄を促すことが大切です。
普段から浮腫みを解消することが偏頭痛タイプの解消法になります。
雨の前の日に頭痛が起こる人は
雨の前の日に頭痛が起こる人は気圧の影響を受けやすく、普段から首肩の緊張が強くストレスを感じやすい人になります。
これは緊張型の頭痛に分類されるので、首肩の筋肉が硬くなっており寝ている時に歯ぎしりなどをしがちです。
普段からお風呂に入って身体を温めて首元を冷やさないように気をつける事が大切です。
また、首の筋肉が硬いからと首を揉むのではなく肩回りの体操を心がけましょう。
肩回りをしっかりと温めて動かすことで筋肉が緩めば比較的に頭痛は起こりにくくなります。
体操はラジオ体操などで十分で、肩を温める際はホットタオルなどを利用するのが緊張型頭痛の対処法になります。
まとめ
頭痛は天候の影響を受けますが雨の当日に起こる人と前日に起こる人がいます。
当日に起こる人は湿度の影響を受けるので、老廃物の排泄を促しましょう。
前日に起こる人は気圧の影響を受けるので、首肩周りの緊張を緩めるようにしましょう。