冬に起こる吐き気の原因は脾肺気虚!?

冬に吐き気を感じたことはありませんか?

「胃がむかつく」

「吐いてしまった」

「吐いたら元気になった」

こんな症状は胃だけでなく肺の問題が隠れているかもしれません。

今回のブログを見れば吐き気と肺の関係に吐き気の対処法も分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

吐き気の原因

頭痛や吐き気などは実は酸素不足が原因でも起こり、冬の空気では呼吸が浅くなるので酸素不足が起こりがちです。

酸素不足の状態になると交感神経が優位になって血流が悪くなり、血流が悪くなると胃腸の機能は低下し吐き気を感じやすくなります

また、呼吸に関わる横隔膜は、働きが正常でないと食道をうまく締められなくなり胃酸の逆流を起こしやすくなります。

酸素不足は汗をかきやすくなり、冬に汗をかく事で体温が下がると余計に胃腸や肺の機能は低下する悪循環に陥ります。

冬はウィルスが原因で吐き気や下痢を起こす場合もありますが、呼吸が浅くなる事も原因となるのです。

東洋医学では消化器系と呼吸器系の関係を重視しており、吐き気が消化器系の異常だけが原因とは考えないのです

脾肺気虚とは

気虚とは身体の機能低下で、外からの刺激で弱るのが脾と肺で慢性呼吸器疾患があり胃腸が弱い傾向にあります。

気虚の人はアレルギー疾患もあり薄い痰が多いのが特徴で、水分代謝が悪くて浮腫みやすく普段から元気がないタイプです

脾が元気なら肺を潤し肺の機能で全身の水分代謝を高めて身体の潤いを保ちますが、脾からの栄養が不足すると肺の機能は下がり身体は浮腫みます。

肺は水分が多い臓器なので体温が低下すると硬くなり、柔軟性を失う事で肺活量の低下を招きます。

肺活量が低下すると酸素不足となる事で汗をかきやすくなり、身体のダルさや気持ち悪さや吐き気が起こります。

気虚が起こる時には様々な原因が隠れており、食べ過ぎや運動不足だけでなく呼吸の浅さも問題となるのです

冬の特徴

冬は空気が冷たくなり乾燥する事で肺がダメージを受けやすくなるので、気づかないうちに呼吸は浅くなっています。

浅い呼吸が続いていると酸欠が起こりやすく、冷えて横隔膜が硬くなる事で吐き気が起こりやすくなります

そのため、冬の吐き気を鎮めるためには深い呼吸をして身体を温める事が必要になります。

お勧めなのは風呂場での深呼吸で、風呂では湿度が高いので肺の粘膜を潤し免疫力をアップさせる働きもあります。

また、半身浴での腹式呼吸などは新陳代謝をアップさせる効果があるので、お風呂から出ても温かさが長続きします

4秒間かけて息を吸いお腹を膨らませ3秒ほど息を止め、お腹をへこませながら8秒間かけて息を吐き出すのを3セットほど繰り返すと効果的です。

まとめ

吐き気は呼吸の浅さからも起こります。

呼吸が弱いと横隔膜が固まり胃酸の逆流も起こりやすくなります。

お勧めなのは半身浴での腹式呼吸となります。

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