60歳からは活性酸素に気をつけよう

「関節が痛むし、動きが鈍くなってきた。」

「シワやシミが増えて、若い頃の自分との違いが気になる。」

「昔のように元気に動けなくなったことがつらい。」

こんな悩みを抱えていませんか?

これらは老化による症状とされています。

こちらでは老化の原因となる、加齢に伴い増える活性酸素の対処法について書いています。

活性酸素とは

人間の身体は酸素を利用してエネルギーを作りだしますが、同時に活性酸素が体内で生じます。

活性酸素は少量であれば免疫機能を発揮しますが、多量になると細胞を傷つけ様々な生活習慣病の原因となります。

生活習慣病には糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などが含まれ老化の原因ともいわれています

通常であれば活性酸素を無害化する抗酸化機能が体内に備わっていますが、抗酸化機能は加齢とともに衰え活性酸素に弱くなっていきます。

その他にもストレスが多くて、食品添加物やアルコールの摂取が多すぎる人は身体が活性酸素によって傷つけられやすくなります。

抗酸化作用

抗酸化とは活性酸素による酸化を抑えることで、抑えられた活性酸素は分解されます。

重要となるのは抗酸化物質の量で、体内で生成されるSODやGPx、カタラーゼなどの抗酸化物質の量は加齢とともに減少します

ミトコンドリアで生成されているとされる抗酸化物質のSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)は、銅や亜鉛、マンガン、鉄などのミネラルが成分となっています。

主に肝臓で作られるGPx(グルタチオンペルオキシダーゼ)はグルタミン酸とグリシン、システインの3つのアミノ酸から構成され過酸化脂質の分解に貢献します。

肝臓ではカタラーゼも作られており、主にアルコールを分解する際に活躍します。

これらの酵素は体内で作られますが、食事で抗酸化物質を取り入れるのも活性酸素を分解するのに有効です。

抗酸化物質を含む食材

食事でとれる代表的な抗酸化物質はビタミンA・C・Eです。

ビタミンAはニンジンやピーマンなどの緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンから作られ、脂溶性なので油ととると吸収率が高まります。

ビタミンCは水溶性で果物に多く食品からの摂取で吸収率は良いですが、余った分は尿から排泄されるので日々の摂取が大切です。

ビタミンEも脂溶性で抗酸化作用が強くアボカドやナッツ類に多く含まれ、脂質が酸化してできる過酸化脂質の発生を抑えてくれます。

特にビタミンAとビタミンCは一緒に摂取すると相乗効果が期待できます

その他にはファイトケミカルと呼ばれる栄養素があり、水溶性のポリフェノールと脂溶性のカロテノイドが有名です。

ポリフェノールは赤ワインや玉ねぎ、緑茶などに多く含まれ、カロテノイドはエビやカニ、柑橘類などのオレンジ系の食材に含まれます。

まとめ

 

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