「指が腫れてから痛むことがよくある。」
「腫れて指が変形してしまっているのが気になる。」
「医師に相談しても治療法が限られていて、どうしたらいいか分からない。」
こんな悩みを抱えていませんか?
へバーデン結節は指の関節が腫れて痛み変形も引き起こします。
今回はへバーデン結節がストレスで悪化するメカニズムと対処法について書いています。
ストレスの影響
ストレスを受けるとは交感神経が優位な状態を指し、健康な状態とは交感神経と副交感神経のバランスがとれている状態です。
慢性的なストレスは交感神経を優位にして筋肉の緊張を強めるので、ヘバーデン結節による指の痛みが悪化します。
ストレスには精神的なものと肉体的なものがありますが、いずれにしてもストレス状態が長く続くことでへバーデン結節は悪化します。
へバーデン結節は指の変形を伴いますが、初期の段階では痛みだけが起こる場合もあります。
その痛みを放っておくと炎症が慢性的に起こるようになり、慢性的な炎症が原因で指の変形が起こるのです。
また強いストレスにさらされていると炎症反応を増強する可能性があり、普段なら収まるはずの炎症が悪化する恐れがあるのです。
ストレスによる悪影響を解消するには
精神的にも肉体的にもストレスを減らすのは難しいので、ストレスに強い身体を作ることが必要です。
ストレスが引き起こすのは交感神経が優位な状態なので、副交感神経を刺激して優位にすることが必要となります。
副交感神経を優位にするのに効果的なのが血流を良くすることで、そのためには身体を動かして体温を高めることが必須となります。
普段から運動不足で体温が低い人ほどへバーデン結節は悪化しやすく、更年期の女性に多いのは運動不足で冷え性の人が増えるからです。
また、顔に汗をかいていても指先などは冷えている人が増えています。
大切なのは指先などの冷えを解消することですが、指先だけを温めても思うように指先の冷えは解消されません。
効果的なのは腹式呼吸です。
やり方)
- 大きく息を吸いながら腹筋を膨らます
- 息を吐きながら腹筋を凹ます
腹筋の動きに合わせた呼吸を腹式呼吸と呼び、腹式呼吸は副交感神経を刺激します。
ストレスに弱い人ほど腹式呼吸が出来ていないので、へバーデン結節が悪化していると感じる人はまずは腹式呼吸から始めましょう。
まとめ
ストレスとは交感神経が優位な状態で筋肉が緊張している。
筋肉の緊張がへバーデン結節の痛みを悪化させ指の変形の原因になる。
ストレスに負けない身体にするには腹式呼吸を意識して副交感神経を刺激することです。