「癌の予防法が知りたい」
「色々な方法があるけど正しいのはどれ?」
「いつになったら予防法は確立されるんだろう」
こんな悩みを抱えていませんか?
こちらでは東洋医学から見た癌の原因と、根本的な癌の予防法について書いています。
東洋医学から見た癌
まだ癌という言葉が無かった時代でも、お腹に硬いしこりが現れて膨張して疼痛が現れた状態を問題視していました。
腹部が膨張するのは水やガスが溜まっている状態で、主に身体の冷えが原因と考えられます。
さらに感情に大きな変化があれば、内臓の働きが低下することも経験から分かっていました。
昔から冷えとストレスは、自律神経の乱れを招いて内臓に大きな負担をかけることが分かっていたのです。
冷えによって起こる血流の悪さは瘀血(おけつ)、ストレスから起こる自律神経の乱れは気滞(きたい)と呼ばれます。
この瘀血と気滞の状態が続くことで癌になると考えられています。
東洋医学の癌の呼び方
東洋医学では癌のことを積聚(しゃくじゅ)と呼んでおり、腹部の硬結やお腹の張り、疼痛などを伴う症状と定義していました。
冷えによって起こった硬結は硬くて一定の所に留まるのが特徴なのに対して、ストレスによって起こる硬結は柔らかく移動するのが特徴です。
また、硬いものはヘソより上腹部に多く胃の弱りが原因で、柔らかいものはヘソより下腹部に多く婦人科疾患に伴って見られます。
始まりは身体の冷えであっても、ストレスが増えて暴飲暴食をして胃腸の負担が加わることで積聚は悪化すると考えられていました。
基本的な癌予防
癌予防の基本は身体を冷やさない事です。
クーラーなどの冷えも身体には悪いですが、最も悪いのは冷たい物の飲みすぎです。
昔であれば冬は身体を温めるのが難しかったですが、現代人は身体を温めるのは簡単です。
ですが、その分だけ冬でも冷たい物の飲食で身体を内側から冷やしています。
若いうちは少しくらい冷やしても問題にはなりませんが、年齢を重ねるほどに身体は冷えやすくなるので冷たい飲食は避けた方が無難なのです。
また、身体が冷えている朝などは白湯を飲んだ方が良いのです。
そうやってまずは身体を冷やす習慣を減らしていけば自律神経も乱れにくくなります。
食事なども腹八分目を心がければ基本的な癌予防はばっちりです。
まとめ
現代人は身体を冷やしている人が多くいます。
特に冬よりも夏に身体を冷やす傾向にあるので気をつけましょう。
腹部に張りやしこり、疼痛などを感じるときはまずは白湯を飲む習慣をつけましょう。