仕事で指を使い過ぎたら痛みだした。
朝は指が痛くて腫れている。
動かすのが痛いが動かした方が良いんだろうか?
そんなことで悩んでいませんか?
ばね指は放っておくと悪化するので動かすのは大切です。
ですが動かし方を間違えると余計に痛むので、原因からきちんと解消しないといけません。
こちらでは、ばね指の3つの原因と解消する方法について書いています。
なぜばね指になるのか?
ばね指の痛みは長引きやすいことで知られています。
親指の関節を伸ばしたり戻すときにカクっとなる現象がばね指です。
始めは弱い痛みでも、だんだんと痛みが強くなるのが特徴です。
ネットを見れば、指のグーパー体操や寝るときに温める方法が紹介されています。
それで治るなら構いませんが、多くの場合は焼け石に水です。
病院へ行ってシップをもらったり、指を動かさないようにサポーターで固定したりと努力されている方も多くいます。
ですが、それらの方法は全てが対症療法です。
それらの方法はばね指でなくても、指が痛んだ時にする方法と言えます。
大切なのは、ばね指を起こした原因に対してアプローチすることです。
ばね指の3つの原因
ばね指になる人は、指を使い過ぎたからなると言われてきました。
だから安静にすれば治るのだと。
ですが安静にして治るなら、ばね指に悩む人はいません。
実際には多くの人が思うようにばね指が治らずに苦しんでいます。
その原因には、筋肉疲労に加えて関節の滑液の不足が潜んでいるのです。
滑液とは関節を滑らかに動かすためのものであり、滑液が不足すれば余分な力が必要となって筋疲労を起こしやすくなります。
つまり使い過ぎは原因の一つですが、余分な力が加わることで指が痛みやすくなっていることがそもそもの原因です。
ばね指は腱が腱鞘に引っかかって起こるものですが、誰にでも起こるわけではありません。
あくまで滑液の不足がきっかけとなって起こるのです。
だから大切なのは滑液の流れを良くして指関節の負担を減らすことが根本的な解決につながります。
ばね指を治すには
ばね指を治すには、滑液の流れを良くする必要があります。
流れを良くするというのは、硬くなった筋肉を緩めることになります。
筋肉が緩むと関節の動きが良くなり滑液の流れも良くなります。
そのためには腕を指圧しながら関節を動かすスマート筋トレがおすすめです。
やり方)
- 手のひら側の腕で硬くなっているところを指で押す
- 指で押しながら手首を動かす
シンプルな方法ですが、指圧されながら関節を動かすと筋肉は緩みやすくなります。
筋肉が緩むと血流やリンパの流れが良くなって滑液も流れやすくなります。
筋肉の硬さがとれない原因は睡眠不足や肝臓の疲労なども潜んでいますが、それは別の機会に解説します。
まとめ
ばね指を治すにはそもそも原因を解消する必要があります。
滑液の流れが悪いというのは原因の一つに過ぎません。
身体は思わぬところが原因となって指に悪影響を与えます。
大切なのは指だけの問題と思い込まないことです。