年代別ボディケアから見た20代前半の女性に起こりやすい不調

20代前半と言えば男女ともに元気な人が多い年代です。

ですが、最近では疲れがとれない人や頭痛や肩こりに悩む人が増えています。

周りにまだ若いのに不調に悩んでいる人はいませんか?

こちらでは、若くても起こる不調の原因と対処法について解説します

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不調の原因とは

不調には必ず原因がありますが、原因不明の不調に悩まされる人が増えています。

病院では原因が見つからないと不定愁訴と診断されたり、若年性更年期と診断される場合もあります

20代前半の女性に更年期のような症状は現れるのか?

更年期のような症状と言えば、疲れが抜けなくなったり神経過敏になったり不眠症になったりすることです。

加えて頭痛や肩こりがひどくなるのも更年期の症状で、中でも肩こりと疲れやすさは更年期症状を訴える人の半数が悩んでいます

次に多いのが頭痛やのぼせで3人に1人くらいになり、イライラしたり気分が沈んだりするのは4~5人に1人くらいの割合です。

本来なら更年期は45~54歳ころに現れると言われます。

ですが、20歳前半の女性でもこのような症状を感じやすくなるのです。

最近では若年性更年期とも呼ばれる症状で、普段から生理痛がありストレスを感じやすい人に多く見られます

こういうタイプの人はニキビや肌荒れに悩んでいる人も目立ちます。

そして、こういうタイプの人からよく聞くのがダイエット中という事です。

ダイエットのために運動は良くしているけど、お菓子を食べたり偏食を繰り返したりしていると言います。

実は若年性更年期の症状が現れる20代女性のほとんどに、ダイエットはしているけど食生活が乱れていることが多いのです

若年性更年期の症状はダイエットによる栄養不足と仕事のストレスによって発症することがほとんどです。

厚生労働省の調査によると25歳未満の33%が瘦せ型で、60%は仕事のストレスに悩んでいるとのことです。

ダイエットにより痩せていて仕事のストレスを抱えている人は若年性更年期の予備軍と言えます

東洋医学から見れば

東洋医学から見れば、更年期のような症状が20代前半に見られる人は肝鬱気滞(かんうつきたい)と言われます。

肝鬱気滞とは、ストレスが多いために交感神経が優位になっている状態です

普段から緊張しやすかったり、クタクタになるまで働いている人は交感神経が優位になりやすくなるのです。

交感神経が優位になると精神的に興奮状態になるために不眠症に陥りやすくなります。

そして、若年性更年期になる人の多くはあまり水分をとっていません。

この肝鬱気滞と呼ばれる状態は、水分不足が原因のことが圧倒的に多いのです

身体をリラックスさせる副交感神経が優位であれば問題ありませんが、交感神経が優位な人は興奮状態を鎮められなくなります。

だけどもダイエット中という事で、無理に運動はしている人も多くいます

結果として、本来なら50歳頃に現れる更年期の症状が20代前半にも関わらず現れてしまいます。

交感神経が優位な人は目が疲れやすくなります

目は肝臓と関係が深く、交感神経が優位な人は肝臓が疲れることで目の疲れが取れなくなります。

また、普段から目を酷使している人は交感神経が優位になりやすく肝臓が疲れやすいと言えます

現代人はスマホやパソコンの使い過ぎで目を酷使しており、若い世代ほど目を酷使する傾向は強いと言えます。

 

不調を解消するには

まとめると20代前半の女性で頭痛や肩こりがひどく、疲れが抜けずに不眠症になる人は交感神経が優位になっています。

この状態を解消するには水をしっかりと飲んで、質の良い睡眠をとることが必須です。

水は1日に1リットル以上は飲みましょう。

運動をして汗をかく人は、さらに500ml追加しましょう。

質の良い睡眠をとるためには、

  • 朝に太陽の光を浴びる
  • 昼間に運動する
  • 睡眠前のスマホは控える

などの生活習慣が大切です。

朝に太陽の光を浴びれば夜に眠気を催すホルモンが分泌され、睡眠の質が高まります。

また昼間に運動をするとストレスに強い身体を作ることが可能ですが、疲れているときには休むことも大切です

運動不足が続くとストレスに弱くなり、少しのストレスでも身体が緊張状態になります。

ダイエットは心身ともにストレスとなるので、運動をするよりもお菓子を減らすことの方が重要です。

運動をすること自体は大切ですが、不調な時には休息も大切なのです。

仕事の合間や昼休みでも少し歩いたり、階段を上り下りするだけでもストレスに強い身体は作れます

そして、睡眠の質を上げるためには目を休めないといけません。

寝る30分前だけでもスマホを手放しましょう。

スマホは目からの距離が近いので、テレビよりも目が疲労します。

だから頭痛や肩こりを感じている人は、スマホを触っている時間を減らすだけでも効果があるのです。

まとめ

本来なら20代前半の頃には多くの不調は現れません。

特に疲れがとれなかったり眠れなかったりするのは異常な状態です。

このような異常を起こす女性の多くは、ダイエットで無理な運動をしながら食生活は乱れています。

若年性更年期の症状は身体の悲鳴ですので、頭痛や肩こりを含めて身体の不調を感じたら生活習慣から改めましょう。

交感神経が優位な状態を解消できれば、自然と身体の不調は落ち着いてきます

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