「指が痛いのでシップをしている」
「指が腫れるのでテーピングをしている」
へバーデン結節は指が腫れて痛む疾患ですが、指に原因があるとは限りません。
指の筋肉が強く緊張していますが、緊張を緩めるポイントは別にあります。
今回は指の筋肉の緊張を緩める体操を紹介します。
へバーデン結節の原因
へバーデン結節の原因となるのは筋肉の緊張です。
筋肉が緊張していると痛みが強くなりますが、筋肉を緩めるとマシになります。
マッサージなどで筋肉を緩めれば一時的にはマシになったと感じます。
指の筋肉が緊張する原因は指の使い過ぎもありますが、首の筋肉の緊張も原因となります。
そのため痛みの原因となる筋肉の緊張を解消するには首の体操が効果的です。
へバーデン結節の特徴
筋肉の緊張が原因の痛みは、指を曲げられますが深く曲げると痛みます。
深く曲げると抵抗が強くなり、何度も曲げていると余計に指の緊張が悪化します。
人間は指が痛む行動をすると筋肉が緊張します。
そのため、痛みを伴う行動を繰り返していると余計に痛みが強くなります。
指が痛むときに指を動かす人は多いですが、筋肉の緊張が原因の場合は痛くない動きをすることが大切です。
特にポイントとなるのは首の動きを高めることです。
へバーデン結節を解消する体操
首の動きを高める体操はいくつかありますが、首を大きく動かす必要はありません。
ポイントとなるのは、首の骨を動かすことです。
やり方)
- 指を首の骨に当てる
- 肩よりの骨から指を当てて上を向く
- 指一本分ずつ上にずらして繰り返す
この体操を行うことで首の正しいカーブを復活させて首の負担を減らします。
首の負担を減らすことで、筋肉の緊張は緩みます。
まとめ
へバーデン結節を起こす人の多くは首の緊張が強いのが特徴です。
普段から首コリや肩こりにも悩んでいます。
指が痛むときには指の筋肉も緊張していますが、指を緊張させているのは首の緊張です。
だから、指が緊張している方は指を触る前に首の体操を行いましょう。