[kaiwa1]足底筋膜炎はスポーツをする人がなるとは限りません。
デスクワークしかしていなくても足が痛む人は多くいます。
今回はそんな足の痛みを予防する方法について書いています[/kaiwa1]
足底筋膜炎を予防する足のアーチ
足のアーチが発達するのは、本格的に直立して動き出す3歳から始まり7歳くらいまでに完成すると言われるので、いかにその頃に足に刺激を入れるかは重要です。
そのため、大人になってから足のアーチが崩れても、子供のころに作られた足のアーチを復活させることは可能です。
逆に子供のころに運動をせずに、足のアーチが未発達だと足底の不具合は起こりやすいと言えます。
小さなお子さんがいる家庭は、ぜひお子さんを外で遊ばせてください。
3歳くらいから身体を動かす楽しさを覚え、走ったり跳んだりしながら大人に近い効率の良い歩き方を習得していきます。
だから子供が変な動きをしていても、無理に矯正せずにまずは見守りましょう。
そして7歳くらいには歩行動作が完成し、自分の体重を支えるのに最適なアーチに発達します。
だから7歳を過ぎたころから身体の動かし方を教えた方が、自分で身体の使い方を考えて実践する癖がつきます。
これくらいの子供の時には、足指を使いやすい柔軟で歩きやすい靴を選び、たくさん運動させてあげることが重要です。
どれだけ子供の時に運動をしていても、大人になってから運動不足だと足のアーチは最適な形を保てません。
子供のころに痩せていても、大人になってから不摂生が続けば太ってしまうのと同じです。
まして40代を過ぎたころから、身体の回復力は目に見えて低下します。
そのため年をとるほどに身体は良い状態を保ちにくくなるので、意識して身体を動かすことが大切です。
足のアーチは様々な筋肉により助けられています。
だから足のアーチを復活させるには、足の筋肉を刺激することが大切です。
そして足のアーチを助ける筋肉をつけるには、ウォーキングをして実際に刺激を入れることが最も効果的です。
急にジョギングなどを始めると、筋肉の硬さが災いして足底筋膜炎やアキレス腱炎が起こりやすくなるので注意が必要です。
ウォーキングを始めるにあたって大切なのが、靴選びです。
靴選びのポイントは、
- つま先
- 靴底
- かかと
などです。
まず、つま先で大切なのは、指先に圧迫感がなく靴の中で指が動かせるぐらいの余裕があることです。
筋肉を効率的に使うには、ゆとりを持たせて動きやすさを優先しましょう。
靴底には、ある程度のクッション性があり、少し曲がるくらいの柔らかさがおすすめです。
かかとは、つま先立ちをしても、かかとが脱げないくらいのフィット感が大切です。
その上で、なるべく軽い靴を選ぶのが基本です。
基本的に、足は夕方にはむくんで大きくなるので、新しい靴を買う時は夕方に買うのがおすすめです。
朝の足の状態に合わせて買うと、夕方には窮屈になっていることも多くあります。
最近よく相談を受けるのが、ピッタリの靴をかったのに靴擦れをするというものです。
そんな人の多くは午前中に靴を購入してしまい、夕方になって足がむくむと窮屈になっているのです。
一日を通して、夕方になれば足は必ずむくむので、靴を購入するときは夕方の原則を守りましょう。
最近では足袋型の靴が人気なので試してみてください。
大人になったら意識して動こう!
[kaiwa1]現代の生活では意識しないと運動不足になります。
足が痛いから動きたくないという人も多くいますが、動かなさすぎると余計に悪化します。
無理をして歩く必要はありませんが、運動不足では治る痛みも治らないので注意が必要です[/kaiwa1]