[kaiwa1]40歳くらいになると血管の老化が始まります。
血管が弾力性を失うことで詰まる毛細血管もできてきます。
今回は毛細血管が詰まって出来る、異常なモヤモヤ血管について解説します[/kaiwa1]
モヤモヤ血管とは
人間の身体には多くの血管がありますが、その中には正常な機能を持たない異常な血管が存在します。
異常な血管はいびつな構造で栄養や酸素を運ぶことが出来ません。
そしてモヤモヤ血管の一番の問題は神経が過敏になっているという事です。
異常な血管ですが神経も一緒に伸びるので、神経もいびつな構造となります。
いびつに伸びた神経は正常な神経よりも余計に痛みなどの信号を送ります。
そしてモヤモヤ血管は40歳の時期から増えやすいことが分かっています。
そのため40歳から増える
- 四十肩
- 腰痛
- 膝の痛み
などの治りにくい関節の痛みの原因と考えられています。
モヤモヤ血管と神経ができてしまっても減らすことは可能です。
ですがモヤモヤ血管を減らすには時間がかかるので予防も重要です。
特にスポーツや仕事で繰り返し負担がかかっている部位には、モヤモヤ血管ができやすく治りにくいのが特徴です。
モヤモヤ血管を予防するには
現在では、モヤモヤ血管は虚血の状態が続くことで起こると考えられています。
つまり運動不足で血流が悪い人はモヤモヤ血管が出来やすいと言えます。
モヤモヤ血管が出来てしまえば放っておいても良くはなりません。
そして放っておいた時間に比例して神経に悪影響を与えます。
四十肩などはリンパの流れが悪くなることで起こり、動かすときに痛みを伴ったり夜間に疼痛が起こったりします。
モヤモヤ血管が原因で起こる四十肩だと、肩に軽い刺激が加わった時にびりっとした痛みが走るのが特徴です。
四十肩は悪化すると夜も疼くような痛みで眠れません。
動かすと痛いので安静にする人が多いですが逆効果です。
大切なのは痛くない動きを見つけて、どんどん動かしていくことです。
小さな動きでも良いので、動かす範囲を広げていくことで正常な血管が戻ってきます。
ラジオ体操を繰り返したり、軽く肩回りをストレッチするスマート筋トレも大切です。
動く範囲を少しずつ広げていくのが四十肩の解消と予防に役立ちます。
また、グッスリ睡眠を心がけることで身体の回復力が高まります。
[kaiwa1]四十肩は放っておいても痛みは治まってきます。
ですが何もせずに痛みが治まる頃には動く範囲が狭まり、モヤモヤ血管が増えています。
だから普段から意識して動かすことが、健康な身体を維持するうえで重要です[/kaiwa1]