朝に指のこわばりを感じたことはありますか?
「指が握りにくい」
「指が腫れている」
「力が入らない」
朝からこんな状態になるのは炎症が原因かもしれません。
今回のブログを見れば炎症が原因で起こる指のこわばりの対処法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします
朝に指がこわばる原因
指関節は炎症が起こると朝から指のこわばりや痛み、腫れなどが起こります。
そして朝の指のこわばりが30分以上続く場合、関節リウマチの可能性が高いとされています。
リウマチでなければ多くの場合は動いている内にマシになりますが、連日のように続くのであれば身体の中で問題が起こっています。
炎症というのは誰の身体でも起こりますが、食生活が悪いと慢性化してリウマチの原因になる場合もあります。
最近では食生活の偏りから炎症が起こりやすくなり、炎症が慢性化して指から腕、肩まで痛む人が増えています。
大切なのは炎症を起こしやすい食べ物は避けて、炎症を抑える食材を選ぶことです。
避けたい食べ物
炎症を起こす原因はいくつかありますが、特に問題視されているのが脂質です。
脂質が全て問題になる訳ではありませんが、脂質が酸化して過酸化脂質になると細胞や組織を損傷し炎症を悪化させる可能性があります。
そして脂質の中でも特にオメガ6脂肪酸が炎症を起こす原因となり、オメガ6脂肪酸が多く含まれるのが加工食品などです。
特にスナック菓子や焼き菓子、ファストフードなどはオメガ6脂肪酸が多い傾向にあるので、過度な摂取は控える必要があります。
炎症は冷やすと一時的にマシになりますが、長く冷えたままだと血流が悪化して炎症が慢性化します。
そのため、普段から冷たい飲み物は避けて、胃腸の働きを高める温かい食事を心がける事も大切になります。
炎症を抑える食材
脂質と炎症は密接な関係にあり、オメガ6脂肪酸は炎症を促進しますがオメガ3脂肪酸は炎症を抑えます。
オメガ3脂肪酸を豊富に含むのは魚で、鮭やサバ、イワシにマグロなどはオメガ3脂肪酸が多いのでお勧めの食材となります。
また、アマニ油やえごま油もオメガ3脂肪酸が多く、心疾患の予防にもなる事で知られています。
さらに炎症を抑える効果が期待できるものにスパイスがあり、ターメリックやシナモン、ジンジャーにブラックペッパーなどが挙げられます。
これらのスパイスは抗炎症作用を持つ成分を多く含み、身体の炎症反応を抑制してくれます。
最近では鮭や青魚などのスパイス焼きも注目されており、普段から食べておく事で指のこわばりを減らせます。
まとめ
朝の指のこわばりは炎症が原因かもしれません。
炎症が起こりやすい人はオメガ6脂肪酸を摂り過ぎの傾向にあります。
炎症を抑えるにはオメガ3脂肪酸を多く含む魚やスパイスを摂取するのがお勧めです。
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