夜はどんな風に過ごしていますか?
「夜更かしをしてしまう」
「食べ過ぎてしまう」
「シャワーだけで済ましている」
そんな過ごし方では副腎の疲れが溜まっているかもしれません。
今回のブログを見れば副腎を労わるための夜の過ごし方や薬膳にツボを紹介しています。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
副腎を休める夜のリセットケア
副腎は朝から身体と心を元気にさせるのに必要なコルチゾールを分泌しており、副腎の機能を保つ事が毎日を活発に過ごす秘訣と言えます。
副腎をしっかりと休めようと思えば、夜の10時~11時には就寝し朝は6時~7時に起床するのが理想です。
コルチゾールというホルモンは体内時計を調節する働きもあるので、朝に太陽の光を浴びてから16時間後には寝るのが理想なのです。
そして東洋医学では腎が元気になる時間が17~19時なので、この時間帯は身体を温めて水分をとる事が推奨されています。
汗をかいた日は塩分をとる事も大切で、血圧を適度に下げてやることで副腎は元気になります。
大切なのは睡眠の質を高めることで、寝る90分前には入浴して身体を温めスマホやパソコンの使用を控える事が大切になります。
疲れない体を作る東洋医学的な食材選び
副腎を元気にするポイントが食事で、普段から血糖値を安定させる食事を心がけましょう。
普段から食事で炭水化物が多い人は血糖値が安定せずに副腎の機能が低下しやすくなっています。
副腎疲労の人はビタミンB群やミネラルが不足している場合が多いので、野菜や海産物を意識的に摂取するのもお勧めです。
また、夜は肝を回復させる時間でもあるので、夕食は早めにとり過度な脂質は控えるのもポイントです。
特に夕食が遅くなる時には消化しやすいものを選び、黒ゴマや黒きくらげなど栄養が豊富で腎を補う効果がある食材を積極的に摂りましょう。
また、生姜やニンニク、玉ねぎなどの薬味類は身体を温めて腎を活性化してくれるので夕食にはお勧めとなります。
疲労回復の代表的なツボ
寝る前に自律神経を整えて睡眠の質を高めるのにお勧めなツボが百会(ひゃくえ)です。
百会は頭のてっぺんにあるツボで両耳の延長線と顔の正中線が交わる点にあり、自律神経の働きを整える効果が期待できます。
その百会に中指を軽く当て優しく円を描くように1〜2分間ほど刺激し、ゆっくり深呼吸を繰り返しましょう。
息を吐きながら優しく刺激して、息を吸いながら力を抜くとさらに効果が高まります。
身体が興奮した状態で布団に入っても質の高い睡眠はとれないので、寝る前の過ごし方は重要です。
そのため寝る前に深呼吸をしながら百会を刺激するのは、睡眠の質を高めて副腎の疲れを回復させるのに効果的なのです。
まとめ
副腎を回復させるには夜の過ごし方が重要です。
食事では血糖値を安定させながら腎を元気にする食材を選びましょう。
寝る前は百会を刺激して深呼吸をすると睡眠の質が高まります。
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