副腎疲労の原因が腸にもあるって知っていますか?
「急に身体が動かなくなった」
「頑張りたいのに頑張れない」
「自分の身体で何が起こっているのか」
副腎疲労は自覚がないままに悪化するのが特徴です。
今回のブログを見れば副腎疲労になる原因と対策が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
副腎疲労になりやすい人とは
副腎疲労になりやすい人は体力がない人ではなく、体力に自信があり他の人よりも頑張れる人がなりやすいのが特徴です。
体力や気力に溢れている人は副腎からアドレナリンが分泌されやすく、疲れている時でも踏ん張りが効くのが特徴です。
精神的な疲労を言い訳にせずに率先して動く人は血圧の調節が上手く、身体に疲労物質が溜まっても無理をして働けます。
ですが、身体の疲労を無視していたり食事からの栄養が不足していたりすると腸などが慢性的な炎症を起こし、腸内環境の乱れから精神的な疾患にかかりやすくなります。
副腎疲労はうつ症状や自律神経失調症と言われやすいですが、実際は精神疾患などではなく肉体的な問題を抱えています。
多くは腸の慢性的な炎症が原因のことが多いので、副腎疲労の人は慢性的な下痢や便秘を起こす過敏性腸症候群を患っていることも多いのが特徴です。
過敏性腸症候群とは
副腎疲労は朝から強い倦怠感に襲われたり集中力が続かない状態で、過敏性腸症候群は下痢や腹痛などを繰り返す疾患です。
副腎疲労と過敏性腸症候群は一見すると共通点はありませんが、過敏性腸症候群を患っている人の多くは副腎疲労にもなります。
過敏性腸症候群は腸内環境の乱れが原因と思われがちですが、腸内環境だけでなく自律神経や背骨の歪みに血糖値の乱れなども関係しています。
腸は自律神経と深い関係があるので、ストレスによって自律神経が乱れると過敏性腸症候群は起きやすくなります。
さらに低血糖や血糖値スパイクなどが起こることで下痢や腹痛を起こし、下痢が起こる事で余計に体力を消耗します。
だから一見すると無関係に見える副腎疲労と過敏性腸症候群は、血糖値の影響で同時に起こることがあるのです。
副腎と腸の薬膳
副腎疲労と過敏性腸症候群を同時に解消するアプローチとして推奨されているのがプロバイオティクスです。
プロバイオティクスとは健康に有益な効果をもたらすとされる微生物で、様々な発酵食品に含まれており話題となっています。
プロバイオティクスを含む食品にはヨーグルトや納豆、キムチにぬか漬けなどの発酵食品あり、ビオフェルミンなどの市販の薬も販売されています。
腸の状態が落ち着くことで身体のストレスが減り、血糖値を安定させることで副腎疲労の解消にも役立つことが分かっています。
また、腸で起こる炎症を鎮める効果もあるので、過敏性腸症候群の根本的な解決にも役立つと考えられています。
そして腸内環境が整う事で自律神経も乱れにくくなり、自律神経が整う事で睡眠の質が高まり副腎疲労の根本的な解決につながります。
まとめ
副腎疲労は頑張り過ぎて肉体的ストレスが大きい時に起こります。
過敏性腸症候群は同時に現れやすく血糖値の乱れなども原因となります。
どちらもプロバイオティクスを摂取して腸内環境を整えることで解消できます。
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