「足がだるくなりやすい」
「靴下の後がつきやすい」
「すぐに足裏が痛む」
こんな悩みを抱えていませんか?
これは東洋医学から見ると水滞体質の人の特徴です。
こちらでは水滞体質になる原因と対処法について書いています。
水滞体質とは
水滞とは血液以外の水分の流れが滞っている状態で、東洋医学では痰湿(たんしつ)とも呼ばれ水分は津液(しんえき)とも呼ばれます。
リンパをはじめ、汗や尿に加えて胃酸や涙、鼻水に関節液と多くの水分の流れが悪くなりやすい体質です。
足のダルさとは足のリンパの流れが悪く浮腫んでいる状態で、その状態だと他の水分の流れも悪くなります。
津液(水分)は身体にとって必要不可欠な成分ですが、この津液(水分)の巡りが滞ると身体に老廃物が溜め込まれ不調の原因になります。
老廃物が溜まっている状態が水滞で最近では水毒とも呼ばれます。
身体に溜まる水分が多くなると身体が冷えやすく動かしにくくなるので、水滞体質の人は下半身がだるく冷えやすいのが特徴です。
水滞の原因とは
水滞の原因には内臓の機能低下やホルモンバランスの乱れが隠れています。
特に肺や心臓の機能が低下している人ほど水滞は起こりやすく、運動不足な人ほど肺や心臓の機能は低下しています。
特に歩くことが少ない人は足の筋肉への刺激が不足して、リンパの流れが悪くなりやすく心臓の負担が増えてしまいます。
加えて日々の生活で塩分の摂り過ぎや睡眠不足などが重なるとさらに水滞は悪化します。
水滞体質の人は水滞の原因となる長時間のデスクワークが苦手で、座っているだけでもお尻が痛くなりやすいのも特徴です。
水滞を解消するには
水滞を解消する基本は水分代謝を高めることです。
水分代謝とは補給した水分を汗や尿として排泄することで、汗や尿の排泄が少ない人は水滞が悪化しやすくなります。
基本的には水分をしっかりと補給することが大切ですが、身体を冷やすと逆効果なので白湯などでの補給が理想です。
また汗をかくくらいの速さでウォーキングをするのも効果的で、しっかりと足の筋肉を刺激してリンパの流れを高めましょう。
利尿作用の強いハトムギ茶などを飲んだり、階段の昇り降りなども水滞体質を変えるのには効果的です。
まとめ
水滞とは下半身に老廃物が溜まりやすい体質です。
普段から運動不足でデスクワークの人は水滞が悪化しやすいのも特徴です。
大切なのは尿の排泄を促せるように水分補給をしてウォーキングなどで足の筋肉を刺激することです。
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