副腎疲労を解消するグッスリ睡眠法

「朝起きても疲れが取れず、一日中疲労感が続く。」

「夜中に目が覚めてしまい、深い睡眠が得られない。」

「慢性的な不調が続き身体が弱っていると感じる。」

こんな悩みを抱えていませんか?

これらの症状は副腎疲労で起こります。

こちらでは副腎疲労が起こる原因と対処法について書いています。

副腎疲労とは

海外における副腎疲労はアドレナリンの不足と定義され、副腎疲労とは血圧を上げられなくなった状態と考えられています。

副腎疲労の状態に陥ると集中力や意欲が低下して、身体がだるくて起き上がれない事が増えてきます。

これは副腎から分泌されるアドレナリンが不足している状態で、同時に血糖値を上げるコルチゾールも不足しています。

朝から血圧が上がらなければ筋肉に力が入らず起きられませんし、適度な血糖値を維持できないと朝から脳は働いてくれません。

こんな状態に陥る一番の原因は睡眠の質の低下と考えられています。

質の良い睡眠とは

質の良い睡眠がとれれば、気持ちよく起きられ一日のパフォーマンスが上がり同時に意欲も高まります

睡眠不足は身体に深刻な影響を与え、睡眠時間が7時間を下回ると死亡率が上がるという研究結果もあります。

さらに睡眠不足はホルモンの分泌低下を招き、血糖値を調節するインスリンが不足して食欲を抑制するレプチンも減少してしまいます。

同時に食欲を増進するグレリンは増えるので、睡眠不足が続くと交感神経が優位な状態となり高血圧や精神不安定な状態に陥るのです。

このような状態が長く続けば認知症や糖尿病のリスクも高くなります。

睡眠中に何が起きているのか

睡眠は最初の90分が最も深いノンレム睡眠となり、眠り始めが深くなれば全体を通して質の良い睡眠となります

副交感神経が優位な状態で眠られれば成長ホルモンによって身体が修復され、脳では記憶の消去や定着が起こり老廃物を排泄してくれます。

質の良い睡眠とは寝る直前に副交感神経を優位にすることなのです。

副交感神経を優位にするのに重要なのが手足を温めることです。

体幹と手足の温度差が少ない方が眠気を誘い、理想は寝る90分前に41℃の湯船に15分浸かることとされます。

手足だけを温めるのも効果的とのことですが、すぐに寝るならぬるめの39℃くらいで温める方が良いとのことです。

布団に入って5分くらいで眠れると深い睡眠に入れるので一つの目安にしましょう。

まとめ

副腎疲労のアドレナリンの不足で、血圧や血糖値が上がらないせいで身体や脳が働かないのです。

原因となるのは睡眠の質が低いことで、睡眠不足の状態は様々な不調の原因となります。

質の高い睡眠を得るためには寝る前に手足を温めることなのです。

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