正しい重心を見つけて転倒を予防しよう

「歩行中や立ち上がるときにバランスを崩しやすく、転倒の恐怖が常につきまとっている。」

「足腰が弱ってきて、不安定な感じがする。」

「外出が怖くなり、家から出ることが減ってしまった。」

こんな悩みを抱えていませんか?

転倒の不安は加齢に伴い増えてきます。

こちらでは転倒しやすくなるメカニズムと対処法について書いています。

転倒とは

人が転倒する原因は力を加えた位置と力を支える位置がズレた時です。

もしくは身体にかかった力を踏ん張れなかった時で、踏ん張れない原因は力とズレの大きさに比例します。

身体を支えているのは足元ですが、重心の位置と重さに比例して足元にかかる力は大きくなります。

つまり重心が高い方が転倒しやすく、重心が高くなる原因は最も重い頭部の位置によるのです

高齢者によく見られる歩行姿勢として、頭を前方に突き出して前かがみで歩いています。

前かがみの姿勢だと重心が高くなり転倒のリスクが高まります。

そのため転倒を予防するには杖で支えるよりも、頭の位置を足の上に持ってきて重心を下げることが大切なのです。

なぜ前かがみになるのか?

人間の背骨は、肋骨がついている胸椎と呼ばれる部分はもともと後湾しています。

そのため普段から動かしておかないと、頭と腕が前に出てしまい猫背の姿勢となります

猫背の姿勢を放っておくと、今度はバランスを保つために骨盤と背骨ごと後湾するのです。

ここまで悪化するとすぐには戻りませんので、普段から背骨と骨盤を前に反らせることが大切です。

姿勢が悪くなっても自覚はほとんどありませんが、身体を動かすことで姿勢の悪さに気づくことが可能です。

姿勢を良くする体操

人間の自覚はあてになりませんが、普段から体操をしておくことで歪みに気づけます。

また、姿勢が良くなっても実感はありませんが、身体が動きやすくなったというのは分かります。

だから、まずは現状を知るためであり、姿勢を正しくするために普段から体操を行いましょう。

やり方)

  1. 椅子に座って背中を丸める
  2. 両腕を広げながら背中を反らす
  3. この動きを5回ほど繰り返す

骨盤から背骨まで動かすように意識してください。

大切なのは骨盤と背骨を動かすことですが、頭の重みで適度にストレッチがかかるので無理に伸ばす必要はありません。

まとめ

転倒するのは重心が高くなっているから。

人間は放っておくと猫背になり円背になると前かがみとなって重心が高くなる。

意識的に身体を後ろに反らして身体の歪みを戻しましょう。

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