「たまに、めまいがする」
「寒さで胸が苦しくなる」
「何だか疲れやすい」
こんな悩みを抱えていませんか?
これらの症状は自律神経が乱れているときに感じやすくなります。
こちらでは自律神経が乱れる原因と、東洋医学の観点も交えた対処法について書いています。
自律神経の乱れとは
自律神経の乱れはよく聞かれる言葉ですが、実際に身体の中ではどのような事が起こっているのか?
自律神経の仕事の一つは体温と血圧の調節で、寒暖差が厳しい時期には仕事が増えます。
そのため寒暖差が厳しい時期には自律神経は乱れやすく、普段なら問題ない事でも身体に疲労が溜まります。
自律神経の乱れによりダメージを受けやすいのは心臓で、血液量を調節して忙しく血管を収縮させたり弛緩させたりするからです。
血管の収縮や弛緩を何度も繰り返していると、丈夫な心臓の筋肉にも疲労が見えてくるのです。
心臓が疲れてくること血液の流れが悪くなり、そのせいで血液が不足しやすい臓器が脳なのです。
脳の血液が不足するとめまいが起こりやすくなり、精神的にも落ち込みやすくなります。
心臓を元気にするには血流の滞りを解消することが大切で、血流の滞りを無くせば自律神経の負担も減らせるのです。
血流の滞りを解消する薬膳
冬に心臓を弱らせないポイントは血液が流れやすい状態を確保することです。
冬は隠れ脱水状態になっている事が多く、水分不足から血液が流れにくくなることがあります。
そのため、冬こそ水分は意識してとることが必要なのです。
東洋医学では血液の滞りを瘀血(おけつ)と表現し、瘀血を解消する食材の作用を活血(かっけつ)と呼びます。
冬に心臓を弱らせないためには緑茶や紅茶で水分補給をすると血液の流れが良くなります。
紅茶はシナモンをかけることで、身体を温めて心臓を元気にする作用がアップします。
活血の食材の中でも身体を温める作用があるのは鮭やイワシになり、ワサビに心臓を補う作用があるので寿司などで頂くのはおすすめです。
まとめ
寒暖差が大きい季節は自律神経が乱れて心臓が弱りやすくなる。
心臓が弱ると脳が血液不足となり、めまいやうつ症状も現れる。
心臓を元気にするには水分補給と活血の食材を意識する。
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