「指の痛みが強くなっている」
「悪化している原因が分からない」
「自律神経と関係しているって本当?」
こんな悩みを抱えていませんか?
自律神経とへバーデン結節には密接な関係があります。
こちらでは自律神経の乱れがへバーデン結節に与える影響と、へバーデン結節の痛みを解消する方法について書いています。
自律神経の乱れとへバーデン結節
自律神経とは交感神経と副交感神経からなり、身体を興奮させる交感神経とリラックスさせる副交感神経のバランスを保っています。
自律神経が乱れるという言葉がありますが、これは交感神経と副交感神経のどちらか一方が強く出過ぎている状態です。
交感神経が強くなると、身体の炎症が強くなり痛みを感じやすくなります。
対して副交感神経は炎症を抑制し免疫力が高まりますが、アレルギーなどの免疫反応は強くなるのが特徴です。
へバーデン結節は炎症性の疾患になるので、交感神経が優位になると痛みが強くなるのが特徴です。
交感神経が優位になって自律神経が乱れやすいのは春と秋の気温差が大きな時期です。
また、加齢によって交感神経は優位になりやすい事が40代以降にへバーデン結節が増えてくる原因となります。
交感神経を優位にしないためには
交感神経が優位なるきっかけは、精神的ストレスと肉体的ストレスに分けられます。
人間関係による精神的ストレスは簡単には解消できませんが、肉体的ストレスは日々の生活で気をつければ解消することが可能です。
肉体的ストレスで多いのは運動不足と睡眠不足になり、加齢によって肉体的ストレスに弱くなっていきます。
特に運動不足は知らないうちに大きな肉体的ストレスとなり、へバーデン結節などの痛みを悪化させる原因となります。
睡眠不足も同様で、睡眠不足が続くことで徐々に肉体的ストレスは蓄積されていき交感神経が優位になっていきます。
そのため日々の生活の中で身体を動かすことや睡眠時間を確保することが、自律神経を整えてへバーデン結節を解消することにつながります。
運動はこまめに伸びたり深呼吸をするだけでも効果があり、睡眠は10分くらいの仮眠でも効果があります。
まとめ
自律神経が乱れやすいのは気温差が大きい秋と春です。
加えて運動不足や睡眠不足は自律神経の乱れを起こします。
若い時は平気だった生活も、加齢とともに負担となるのでへバーデン結節の痛みが悪化するようなら生活習慣から変えていきましょう。