「なんか胃もたれが続く」
「便秘で腹痛がひどい、、」
「食べたいのに食べられない!」
こんな悩みを抱えていませんか?
秋は機能性ディスペプシアが悪化する季節です。
こちらでは、秋に機能性ディスペプシアが悪化する原因と東洋医学から見た対処法について書いています。
機能性ディスペプシアが悪化する原因
機能性ディスペプシアが悪化する原因の一つに季節の変化があります。
秋は気温と湿度が下がる季節で、人によっては自律神経の乱れが強くなる時期になります。
自律神経の乱れが強い人ほど胃腸の不調が起こりやすく、寒冷な天候が続くことで不調が続くようになります。
さらに秋には花粉症やアレルギー性鼻炎が悪化することがあり、アレルギーを持っている人は大腸の機能も低下し排泄に支障をきたします。
すると食べたものが消化・排泄されないので新たに食べることが困難になってしまうのです。
まずは胃の調子を高めるよりも大腸の機能を高めることが重要なのです。
東洋医学から見ると陰虚が原因
東洋医学では秋の不調の原因は燥邪(そうじゃ)と考えています。
燥邪とは秋の冷えて乾燥した空気を指しており、この乾燥した空気が原因で身体は水分不足となります。
水分不足な状態を陰虚(いんきょ)と呼び、陰虚の人は炎症が起こりやすく便秘などにも悩まされます。
大腸で炎症が起こり水分不足になると排泄が上手くできません。
食欲が無いのは胃の問題と思いがちですが、大腸で排泄が出来ない事も原因となるのです。
そのため、大腸での排泄こそが機能性ディスペプシアの解消につながるのです。
大腸の機能を高めるのに大切なのはこまめな水分補給とウォーキングです。
1日に30分ほどのウォーキングは大腸に刺激を与えて排泄を促します。
陰虚の人は水分を大量に飲むよりも、こまめに補給しましょう。
特に身体を潤す作用があるのはブドウやみかんジュースなどで、冷たすぎない温度で飲みましょう。
秋の果物もおすすめですが、こまめな補給を考えれば100%の果物ジュースでも構いません。
まとめ
秋に機能性ディスペプシアが悪化するのは胃ではなく大腸が原因です。
大腸の機能が低下するのは冷たく乾燥した空気なので、大腸を潤してあげましょう。
冷たすぎない100%ジュースなどはおすすめです。