不眠や過食に陥る心身の不安定さは東洋医学から見ると心脾両虚だ!

「過食と便秘に悩んでいる」

「精神的に不安定で不眠なので薬をもらっている」

「イライラするから食べてしまい胃もたれする」

こんな悩みを抱えていませんか?

こんな症状は東洋医学では心脾両虚(しんひりょうきょ)と呼ばれます。

こちらでは、東洋医学から見た心脾両虚の原因と対処法について書いています。

 

心脾両虚とは

心脾両虚とは脾気虚と心血虚が同時に起こっている状態です。

脾気が充実していれば消化吸収が順調に行われ、食欲旺盛で体力や免疫力が強いとされています。

心血が充実していれば全身の血流が良く、心身ともに充実した状態で意欲に満ちています。

ですが、脾気虚が起これば消化吸収の低下から心血が不足し、心機能の低下から倦怠感や意欲の低下などが現れます

心脾両虚では肉体的な疲労だけでなく、精神的にも不安定となり精神的なストレスにも弱くなります。

すると精神的なストレスから消化器系が弱る悪循環となるのです。

つまり脾気虚が心血虚の原因となり、心血虚が脾気虚をさらに悪化させるのです。

心脾両虚を解消する薬膳

脾気虚と心血虚は同時に解消することが大切ですが、どちらの症状が強いかでアプローチは変わってきます。

脾気虚の症状が強い人は、脾気を高める芋類や米、カボチャなどがおすすめです

ただし、脾気虚の原因の一つは食べ過ぎと寝る前の食事なので、腹八分目にすることを心がけましょう。

心血虚の場合だと、貝類やブドウやライチなどの果物にニンジンやホウレン草などの野菜が効果的です

ただし、心血の負担となる脂っこいものや冷たい物は摂り過ぎないように注意しましょう。

まとめ

現代人は食べ過ぎが原因で胃腸が弱っています。

胃腸が弱ると身体は消化不良を起こし、栄養が十分に吸収されないことで精神不安も引き起こします。

そんな症状が現れたら食事量を減らしながらも、脾気虚と心血虚を解消できる薬膳を意識しましょう。

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