40歳から気をつけたい年代別ボディケアは緑内障の予防

「緑内障と言われて点眼薬を指していたら心臓の異常が見つかった」

「点眼薬の副作用なのか?」

「目のシミやクマも濃くなった」

緑内障は失明の危険がある怖い病気です。

ですが、全ての病気には原因があるので、薬だけが解決法ではありません。

こちらでは東洋医学から見た緑内障の原因と対処法について書いています。

緑内障の原因となる眼房水とは

眼房水は毛様体から分泌されて、血管の無い角膜などに栄養を与えて眼球内を潤わせています。

眼房水は血漿に似た成分で、塩化ナトリウムを0.7 %、タンパク質を0.02 %、グルコースを0.1 %含んでいます。

ですが眼房水の排出が上手くいかなくなると、眼球内に房水が溜まり眼圧が上昇し緑内障となります

緑内障は眼圧が上がることで、視神経が徐々にダメージを受けて視覚障害が現れます。

目の眼圧は、一定ではなく常に上がったり下がったりを繰り返しています。

眼圧の上下には個人差がありますが、夜間に高かったり寒い時期に高くなったりする傾向があるのです

目は顔の中でも特に多くの血液を必要とし、毛細血管がびっしりと張り巡らされています。

肝臓の働きがにぶる夜間には目に血液が十分に行き渡りませんし、血液が不足すると目が疲れてぼやけたり目がかすんだりします。

目の血流を良くするために点眼薬をしていると、副作用として目のまわりのクマやシワが出やすくなります。

東洋医学から見た緑内障

肝は目と深い関係にあり、肝に蓄えられている血(栄養)が目を潤わせています。

東洋医学では、肝気が頭部に溜まると目の周りの水分を失わせて目を傷つけると考えており肝化上炎(かんかじょうえん)と呼びます。

または身体の水分代謝の低下により、眼房水などが詰まると考えており痰湿上逆(たんしつじょうぎゃく)と呼んでいます。

水分代謝が低下する主な原因は胃腸の弱りであり、主に飲食の不摂生が原因となります。

肝化上炎と痰湿上逆は40歳から増えやすい症状であり、主に過労や睡眠不足に暴飲暴食がきっかけとなるのです。

調査によると緑内障の割合は40~50歳台で2~3%なのが、60歳台で6%と上昇し70歳以降は10%以上となるとのことです

緑内障を解消するスマート筋トレ

点眼薬などの効果は、副交感神経を刺激して血圧を下げる方法が一般的です。

そもそも目の周りの交感神経が優位になるのはこめかみ辺りが緊張しているからなので、こめかみ辺りの筋肉を緩めるのが効果的です。

眼球に圧をかけるアシュネル反射などもありますが、今回は側頭部の筋肉を緩めます。

やり方)

  1. 両手で側頭部を優しく押さえて持ち上げる
  2. 持ち上げて5秒ほどキープ

次は首の筋肉を緩めます。

  1. 左腕を背中に回して頭は右に倒す
  2. 倒した頭を右手で軽く押さえる
  3. 逆も同様に行う

最後は肩回りを緩めます。

  1. 指先を肩に置く
  2. 肘で円を描くように回す

こういった体操を繰り返すことで、徐々に血流が良くなり眼圧を下げるのに効果があります。

まとめ

緑内障は完治しないと言われており失明の危険もある病気です。

ですが、病気には原因がありきちんと対処すれば悪化するリスクは軽減できます。

基本的に流れが悪くなる症状は、薬ではなく身体の状態を整えて流れを良くするのが大切です。

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