加齢に伴う息苦しさはディープフロントラインDFLを意識して解消しよう

「少しの運動で息が苦しくなる」

「不整脈はあるが大した異常は無いと言われた」

「だけど息がしづらくて不安だ」

そんな悩みを抱えていませんか?

呼吸がしづらくなるのは心臓や肺だけの問題ではありません。

こちらでは、呼吸をする際に働く筋膜のつながりと呼吸をしやすくする方法について書いています。

呼吸に影響するディープフロントラインとは

ディープフロントライン(DFL)はいくつかある筋膜のラインの一つで横隔膜から肋骨の下に潜り首へ繋がり、内臓を保護する筋膜で密度が高いラインです。

横隔膜に繋がるため呼吸のリズムにも関与し、横隔膜から下肢へと連動することで歩行にも影響します。

DFLは名前の通り身体の深部にあるので姿勢では分からず、呼吸が浅く息切れをしやすくなったり胸郭の動きが悪くなることで分かります

デスクワークなどで同じ姿勢が続いていると弱りやすく、しゃがんだ状態はDFLを圧迫しています。

普段から運動不足だったり、草引きなどでしゃがんでいることが多い人はDFLが原因で呼吸がしづらくなっている可能性があるのです。

ディープフロントラインと歩行の関係

舌骨筋から斜角筋を通り横隔膜へとつながり、腸腰筋と腰方形筋から内転筋群を通って後脛骨筋につながります。

横隔膜と腰方形筋・腸腰筋の連動は、呼吸のリズムと歩くリズムを協調させ筋肉への血流量を高めることが分かっています。

一般的に効率的なガス交換が行える呼気と吸気の比率は6:4とされていますが、歩行では呼気の割合が通常よりも短縮します

そのため意識的に呼気を高めてウォーキングをすることで、呼吸と歩行のリズムは整いやすくなると考えられています。

また、呼吸のリズムを整えることで自立神経節のバランスをとることも出来ると考えられています。

ディープフロントラインと姿勢

ディープフロントラインは足にも影響して、足裏のアーチを引き上げて衝撃を吸収し身体のバランスを支えています。

さらに背骨のS字カーブを維持しているのもディープフロントラインです。

吸気時に吸気筋をストレッチして、呼気時に呼気筋をストレッチすると歩行時の息切れが改善されます

そのためウォーキングをしながら息を吸うときには軽く上を向いて首をストレッチして、息を吐くときにはお腹を膨らませて腹部をストレッチします。

これは逆複式呼吸なので、間違えないようにしましょう。

まとめ

呼吸がしづらいのは心肺の問題とは限りません。

呼吸を助ける筋膜などの動きが悪くなることでも起こり、運動不足などは筋膜などの動きを悪くします。

そのため、普段から呼吸に関わる筋膜を意識して動かすことが大切なのです。

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