冬の寒さで悪化するへバーデン結節は気滞を解消する

「朝は指がこわばって曲げにくい」

「指をぶつけると飛び上がるほどに痛い」

「テーピングをしても治っている気がしない」

こんな悩みを抱えていませんか?

へバーデン結節は指だけの問題ではないのでテーピングでは解決になりません。

こちらでは東洋医学から見たへバーデン結節の原因と正しい対処法について書いています。

へバーデン結節による指の痛み

へバーデン結節は指が腫れて痛みが起こり、放っておくと骨の変形が始まります。

ですが、多くの病院では放っておけば痛くなくなるからと積極的な治療は行いません。

そのせいで指の痛みに耐えた挙句に指が変形した人が多くいます。

へバーデン結節は進行性の疾患なので、一時的に痛みが治まっても放っておけば再発のリスクが高いのです。

冬にへバーデン結節が悪化するのは何故か

へバーデン結節が悪化する原因の一つが寒さです。

寒さが厳しくなってくると身体が緊張し、指の筋肉の緊張が強くなることで痛みが起こります。

指に限らずですが、普段から緊張しやすい人は関節が冷えやすく痛みやすい傾向にあります。

そのためへバーデン結節を患いやすい人は冷え性だったり緊張しやすかったりします。

漢方の世界では、冬の寒さで悪化するへバーデン結節には桂枝化朮附湯(けいしかじゅつぶとう)という寒さで悪化する痛みを取り除く漢方を処方するとの事です。

桂枝化朮附湯は血流と水分代謝を良くして身体を温め痛みや痺れを取り除く漢方薬で、この処方で痛みをマシにすると変形も予防されたとのことです

漢方薬は体質に合えば驚くほどの効果を現れますが、素人判断で飲むと思うような効果が得られなかったりします。

へバーデン結節の対処法

漢方薬の例でも分かるように、大切なのは血流と水分代謝を良くすることです。

血流と水分代謝を高めるのに効果的なのが足元の温めなので、普段から足湯をしたり階段の昇降でふくらはぎの筋肉を刺激するのが有効です。

冬の寒さによる緊張は東洋医学では気滞に分類され、気滞の状態になると首肩の緊張が強くなって指の痛みが強くなります

気滞の解消に効果的なのはお風呂で血流を良くすることで、冬は42度くらいの湯船に30分くらい浸かることが大切です。

まとめ

冬はへバーデン結節などの指の痛みが悪化しやすい時期です。

これは寒さによる緊張が原因で、首周りの緊張を緩めることで症状はマシになります。

そのため普段から身体を温めて首周りの血流を良くすることが大切です。

⇒大阪市北区でへバーデン結節を解消したい人へ

⇒参考文献

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