身体のダルさも意欲の無さも気虚が原因だった!?

「身体がだるい」

「意欲が湧かない」

「心身ともに不調で困っている」

こんな悩みを抱えていませんか?

これらの症状は東洋医学では気虚と呼ばれます。

気虚とは身体の機能が低下した状態で心身の不調の原因となります。

こちらでは気虚の原因と気を高めて元気になる方法について書いています。

東洋医学の気とは

東洋医学の気とは様々な機能を指している言葉で、体温を維持したり血液を巡らせたりするのは気の作用としています。

気の作用は筋肉の働きで維持されており、内臓を構成する筋肉が働くことで様々な機能を果たします。

内臓の筋肉が伸び縮みするだけですが、肝臓の筋肉が伸び縮みすれば代謝を行い心臓が伸び縮みすれば血液を巡らせます

だから筋肉の機能が低下した気虚というのは全身の症状が出る場合もあれば、特定の内臓機能が低下している場合もあるのです。

中でも心身の不調に大きな影響を与えるのが腎臓の機能低下です。

腎臓の機能は老廃物の排泄と必要な物の再吸収であり、それらを円滑に行うために血圧を調節することです。

そのため腎気虚に陥ると血圧の調節が上手くいかず、強い倦怠感と意欲や集中力の低下が見られる副腎疲労の症状が現れます。

血圧の影響

腎臓が調節する血圧は高すぎても低すぎても問題となり、高ければ動脈硬化などの原因となり身体の機能を低下させます。

ですが低すぎても臓器が必要としている血液量を運べないので内臓の働きが低下し問題となります。

例えば脳への血流が不足すれば意欲や集中力の低下となり、身体を動かす筋肉への血流が不足すれば身体がだるく重く感じます。

そうならないように血圧を高めるホルモンが腎臓から出されていたり、腎臓の上にくっついている副腎という臓器からアドレナリンなどが分泌しています。

腎臓から分泌されるホルモンは腎臓での老廃物の排泄を促し、副腎から分泌されるホルモンは脳や身体を動かす筋肉の血流量を確保します

東洋医学では腎臓と副腎をまとめて腎と表現し、分泌されるホルモンの量が不足している状態を腎気虚と表現して心身の健康を保つには腎気虚を解消するのが重要と考えるのです。

腎気虚を解消するには

東洋医学では血圧の機能を整える生活習慣が重要と考えています。

本来なら人体は朝に血圧が上がれば目が覚めて、夜には血圧が下がれば眠くなります。

ですが睡眠のリズムが崩れていたり、長時間のストレスにさらされている人は血圧のコントロールが出来ず腎気虚となりやすく身体が重く意欲が湧かなくなるのです。

解決策として有効なのが睡眠時間と睡眠の質を確保することです

ただし必要な睡眠時間は季節によって違うので冬は早寝をして遅く起きても良いのですが、夏は遅寝でも良いのですが早起きをするなどの工夫です。

日本には四季があり季節ごとに合わせた生活を工夫する養生法(ようじょうほう)を重視しています

また、血圧のコントロールに役立つのが寝る前のお風呂に入ってストレッチをする習慣です。

体温を上げてからストレッチをすると血流を高めて血圧が下がり自然な眠りを誘えます。

質の高い睡眠を得ることで腎気虚の症状は解消され、季節に合わせた睡眠時間を確保することで朝から意欲が湧き身体が動きやすくなるのです。

まとめ

気虚とは筋肉の伸び縮みが上手くできずに機能が低下した状態です。

心身の不調に影響を与えるのが腎臓と副腎の機能で血圧のコントロールがポイントです。

睡眠時間と質を工夫することで血圧のコントロールは上手くいくので季節によって増減しましょう。

⇒副腎疲労にサヨナラ!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

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