「指の関節が痛む」
「痛みで強く握れない」
「仕事に支障が出る、、」
「病院に行った方が良いのかな」?
こんな悩みを抱えていませんか?
指の第一関節が腫れて痛むのは女性に多いですが、へバーデン結節が男性に起こる場合は手作業が多い仕事の人がほとんどです。
こちらでは男性にもへバーデン結節が起こる原因と対処法について書いています。
男性のヘバーデン結節とは
男性のヘバーデン結節には女性にはない特徴があり、女性は全指に起こる人もいますが男性は両手の同じ指だけというパターンが目立ちます。
両手で同じ作業をする人に多いので、腱鞘炎が起こりやすい親指や中指、薬指に多いのも特徴です。
男性は女性に比べて軽症であることが多いですが、放置しがちなために指の変形はひどくなります。
基本的に若い男性には少なく60歳以上での発症が多いと言われます。
男性は指が痛くてもあまり気にしないですが、潜在的には多くの男性に起こっているとも言われます。
多くは腱鞘炎が原因
腱鞘炎は手や指の使いすぎによる炎症によって起こる指の痛みで、腱鞘炎も女性の方が多いですが細身の男性にも起こりやすいとされます。
最近では長時間のパソコン作業などで指を痛める男性も多いようです。
腱鞘炎の一番の原因は腱と腱鞘の間の潤滑液の不足で、その背景には水分不足やカフェインなどの摂り過ぎが挙げられます。
男性は女性よりも水分不足に強いせいで喉の渇きを感じにくく、空調の効いた室内で作業をしている人ほど水分補給が足りていません。
結果として腱鞘での潤滑液も不足することで腱鞘炎を悪化させているのです。
指の流れを滑らかにする
基本的に男性は女性よりも筋肉がある分だけ潤滑液は流れやすいのですが、水分が不足していると流れが悪くなるのです。
大切なのはこまめな水分補給で、まずは水分を体重の3%を目安にノンカフェインで摂りましょう。
冷えた飲み物を選ぶ人が多いですが、可能なら常温で飲んだ方が吸収されやすくなります。
それから指から腕にかけてのストレッチを行います。
指の潤滑液を流すためにはストレッチをするのが有効なので、水分不足を解消したらストレッチを行いましょう。
指から肘にかけて圧がかかるように伸ばし、10秒ほど気持ちいいくらいに伸ばします。
痛みが出ている時ほど伸ばすと痛みが増しになるのでこまめに行いましょう。
まとめ
男性がヘバーデン結節を発症するのは使い過ぎによる腱鞘炎がきっかけです。
さらに水分不足やカフェインの摂り過ぎなどが潜んでいます。
解消のためには水分補給とストレッチで潤滑液の流れを高める事が大切です。