「指を曲げると引っかかる」
「指が曲がったまま戻らない」
「日常生活で困っている」
こんな悩みを抱えていませんか?
これらはバネ指で起こる症状です。
こちらではバネ指の原因と対処法について書いています。
バネ指とは
バネ指とは炎症を起こした腱が腱鞘に引っかかる状態で、腱鞘とは筋肉と骨を結びつけている腱を保護する部分です。
主な症状は指の痛みやこわばりで、指が曲がったまま戻らなくなるロッキング現象などが起こります。
普段から家事やスポーツなどで手をよく使う人に多く見られ、他にも更年期や産後の女性に多くみられます。
芸能人の薬丸裕英さんもバネ指に悩まされていたことを告白しました。
バネ指は比較的に女性に多い症状ですが、男性でも指を使い過ぎれば40歳以降からなる確率は高くなってきます。
再発したのは何故か
薬丸裕英さんが病院で受けた治療はバネ指の塗り薬と寝る前の湿布薬でしたが、思うように症状は解消されなかったとのことです。
ストレッチなどでも思うように成果は出ず、マイクロチューブを血管内に挿入して点滴で抗生物質を投与する動注治療なども行ったとのことです。
一時的にマシになることはあっても再発を繰り返し、手術は避けたいとの思いで多くの病院を回ったそうです。
バネ指は指の問題と思われがちですが、実際は指だけの問題ではありません。
問題となるのは腱鞘で炎症が起こる事ではなく、炎症が起こるくらいに関節液が不足している事なのです。
バネ指を解消するには
指の関節液は腱鞘の中での腱の動きをスムーズにして、摩擦を減らすことで炎症を起こらなくします。
問題となるのは関節液が十分に流れてこない事なので、関節液の流れを高めて炎症を起こらなくすることが根本的な解決となります。
ポイントは胸を開いて肩回りのリンパの流れを高めることで、手を肩に当てて肘で円を描くように大きく回しましょう。
この時に胸を張って肩甲骨が背骨に近づくように動かすと、指の関節液の流れが高まってバネ指の解消につながります。
普段から朝昼晩と10回ほど回しておくことで、指の痛みやロッキング現象を解消できます。
まとめ