内臓の弱りが老化を速め身体を弱らせ万病の元となる

年とともに身体の動きが悪くなった。

以前よりも疲れやすくなった。

風邪をひいたら治りにくい。

人間の身体は加齢によって変化が現れます。

内臓も例外ではなく加齢によって機能が低下します。

今回は加齢によって変化する肝臓と腎臓について解説します。

 

肝臓が行う代謝

成人の1日に起こる代謝の割合は基礎代謝が約70%で、活動による代謝は約20%、食事による代謝が約10%となっています。

つまり、体内で起こる代謝はほとんどが基礎代謝であり、基礎代謝は主に内臓を働かせて身体を維持する機能です

実際に安静時の血流は、内臓に38%で筋肉は22%、脂肪4%、その他16%と言われます。

内臓で使うエネルギーの多くが、腸で食物を運ぶぜん動運動によって消費されています。

そして内臓の中でも最も多くの活動をしているのが肝臓です

消化や吸収は胃腸の仕事ですが、消化吸収された糖質やたんぱく質、脂質を作り変えたり貯蔵したりするのは肝臓の仕事です。

さらに有害物質の分解や排泄に加えて、脂溶性の栄養を吸収するための胆汁の合成や分泌を行うのも肝臓の重要な役割です。

糖質を貯蔵する時にはグリコーゲンの形に作り替え、肉や魚などのたんぱく質を分解してアルブミンやフィブリノーゲンなどを作ります。

また、脂肪からは細胞膜やホルモンの原料となるコレステロールなども合成します。

安静にしていても肝臓はこれらの重要な働きを行うので、基礎代謝の約20%ものエネルギーを消費します

そんな働き者の肝臓も年齢を重ねると構造的な変化が起こります。

肝臓への血流量の低下のため肝臓の色は明るい茶色から暗い茶色に変化し、サイズも次第に小さくなります。

肝機能検査では正常の値を示しますが、肝臓が様々な物質を代謝する働きは年齢とともに衰えていきます。

そのため、高齢者では若い人よりも薬の副作用が起こりやすくなります

また、ストレスに対する肝臓の抵抗力も弱まり、傷ついた身体を修復するスピードも高齢者では遅くなります。

腎臓の働き

加齢により腎臓の働きも徐々に落ちてきます。

腎臓では尿をろ過するのが主な仕事で、尿をろ過しているのは糸球体と呼ばれる部分です。

糸球体は数多く存在しますが、一部の働きが悪くなると他の糸球体が働きを補います。

そのため、自覚は出来ませんが加齢とともに腎臓全体の働きは悪くなっていくのです。

すると徐々に尿が出にくくなり、むくみやすくなります。

尿に含まれる老廃物が排出できないと血圧が上がりやすくなり、薬の成分なども排出されにくくなって血液中に溜まってしまい副作用が強くなることもあります。

また腎機能の低下はサルコペニアの原因ともいわれます。

加齢によって全身の筋肉が減っていく状態がサルコペニアと呼ばれ、サルコペニアになると疲れやすくなったり転びやすくなったりします

サルコペニアの予防と解消には、

  • 適度な運動
  • たんぱく質の摂取

が推奨されます。

腎臓病になり検査でクレアチニン値が高くなると、たんぱく質を制限するように言われます。

クレアチニンは筋肉を動かすと発生する老廃物の一つです。

ですが、たんぱく質を制限すると筋肉量が減少してサルコペニアの症状が進行します。

腎の重量は40歳をピークに減少に転じ、腎臓の表面では萎縮が始まります。

これは、腎臓への血流量が30歳の頃と比べると、80歳の頃には50%まで血流量が低下するからです。

腎機能の低下を起こす慢性腎臓病であれば、

  • 塩分や脂肪の多い動物肉を減らす
  • 食物繊維を含む野菜や無塩ナッツをとる
  • 糖質の多い菓子類や清涼飲料を減らす

などが基本になります。

大切なのは、塩分を控えつつバランスの良い食事を心がけることです。

まとめ

加齢とともに肝臓と腎臓が弱るのは仕方のないことです。

ですが肝臓や腎臓にやさしい食事を心がけることで機能の低下を防げます。

大切なのは、年齢にあった食生活を心がけることです。

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