「なかなか眠れない」
「夜に何度も起きてしまう」
「熟睡できずに昼間にだるい」
こんな悩みを抱えていませんか?
こんな症状は身体が水分不足の水虚(すいきょ)で起こります。
こちらでは水虚で不眠になる原因と対処法について書いています。
水虚とは
水虚とは身体が水分不足の状態で、東洋医学では陰虚(いんきょ)とも表現します。
水虚は水分の摂取が不足している場合もありますが、汗のかきすぎなどで消費が激しい場合もあります。
さらに津液は年齢とともに徐々に減っていくので、若い時と同じ生活を送っていると身体は徐々に水虚の状態になっていきます。
水虚になると不眠以外にも寝汗をかきやすくなったり、頭痛やのぼせに悩まされやすくなったりします。
身体の水分が不足すると代謝も下がるので、水虚を放っておくと気虚(ききょ)の原因ともなるのです。
水虚の原因
水虚は酷くなると脱水状態となり脱水状態が続くと腎機能の低下を招きます。
人間は加齢に伴い筋肉量が減少し蓄えられる水分量が減少するので、若い時よりもこまめに水分補給をしないと水虚に陥ります。
基本的に誰でも加齢に伴い身体の水分が減っていくので、油断していれば高齢者は誰でも水虚に陥ります。
ですが加齢に伴い喉の渇きなどに鈍感になるために水分補給が十分でなかったり、塩分を控えすぎて水分の排泄が多くなったりします。
また高齢者は頻尿などを嫌って水分補給しない傾向にあり、そういった生活が水虚に拍車をかけている場合があります。
水虚を解消するには
身体の水分を増やすには水分補給に加えて、適度に脂質も意識することが大切です。
水分と脂質が不足している状態だと消化不良の原因となり筋肉量の減少が進行します。
EPAやDHAなどの青魚に含まれる脂質に加えて、山芋や蓮根、オクラのようなネバネバした食べものが身体に潤いを与えてくれます。
同時に運動を行い筋肉量を維持することも大切で、運動の前後にはこまめに水分補給をしましょう。
普段から室内にいることが多い人は喉の渇きに鈍感なので、喉が渇いていなくても水分を補給するように心がけましょう。
まとめ
加齢に伴い身体は水分不足に陥りやすくなります。
筋肉量が減少すると貯水量が減り水虚になりやすくなります。
水虚の解消には適度な運動とこまめな水分補給が大切です。
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