「急に肩が痛みだして上がらなくなった」
「リハビリを受けているのになかなか良くならない」
「このまま良くならないんじゃないだろうか、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
こちらではなかなか治らない五十肩の原因と対処法について書いています。
治らないのは何故か?
五十肩の多くは放っておいても痛みが和らいでくることが多いですが、痛みが治まる頃には腕の動く範囲が制限されています。
五十肩になる人の特徴として巻き肩があり、巻き肩の人は猫背にもなっています。
そうなると肩甲骨の位置が外側にずれていくので、腕を動かせる範囲も狭まってくるのです。
そのため、五十肩を解消するには巻き肩の原因となりやすい烏口腕筋(うこうわんきん)を緩めることが重要になってくるのです。
烏口腕筋(うこうわんきん)とは
烏口腕筋は肩甲骨の突起部分から上腕についている筋肉で、動かすためというより姿勢を維持する筋肉です。
そのため同じ姿勢が長く続いていると烏口腕筋はどんどん硬くなり、巻き肩の姿勢の原因となります。
普段からデスクワークの人に多く見られ、普段から歩かない人は烏口腕筋が硬くなりやすいのが特徴です。
大切なのは普段から肩甲骨まで意識して腕を大きく動かしておくことになります。
烏口腕筋の体操
烏口腕筋を伸ばすには肘を後ろに引いて胸を張るのがポイントです。
その時に肩の前面の伸びを感じてください。
ここがしっかり伸びていると、烏口腕筋のストレッチができています。
- 腕を伸ばして身体を丸める
- 胸を張って肘を水平に引く
- この状態を30秒キープ
普段から繰り返すことで背骨の柔軟性が高まり、烏口腕筋も緩みやすくなり巻き肩も解消されます。
巻き肩が解消されれば五十肩の解消と予防につながるので普段からやっておくと良い体操です。
まとめ
五十肩の原因はいくつかありますが巻き肩で猫背の姿勢は大きな原因となります。
特に巻き肩の原因は烏口腕筋が硬くなることで、普段からデスクワークで運動不足の人に多く見られます。
大切なのは腕を肩甲骨ごと大きく動かして烏口腕筋を緩めることです。