「頭痛がよく起こる」
「ふとした時にめまいがする」
「健康診断で異常はなかったのに、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
これらの症状は低血糖でも起こります。
病気という訳ではありませんが、放っておくと体調を崩す原因となる低血糖の対処法について書いています。
血糖値とは
血糖値は血液中のグルコースの濃度のことで、高すぎても低すぎても不調の原因となります。
そんな血糖値を正常に保つために、血糖値を下げるインスリンや上げるためのアドレナリンにグルカゴン、コルチゾール、成長ホルモンといったホルモンが働きます。
食事によって急激に血糖値が上昇すればインスリンが分泌され、筋肉や肝臓などにグルコースが取り込まれます。
ですが、インスリンの分泌が過剰だとは血糖値の急降下を招き、脳に供給されるグルコースが不足すると食後に眠気やだるさが現れます。
低血糖とは
低血糖とは血糖値が60㎎/dl以下の状態を指し、食事量が不足したり激しい労働や運動で消費が激しかった時に見られる症状です。
主な症状としては集中力や意欲の低下に加えて、イライラして頭痛やめまいに襲われます。
症状は人によって様々ですが、普段から血糖値が急激に上昇する人に多く見られます。
甘いお菓子やスナック菓子、ジュース類などの摂り過ぎは血糖値の急激な上昇を起こし、その後に膵臓からのインスリンの過剰分泌によって血糖値が急降下して低血糖になります。
そうした生活が長く続くと膵臓が疲れてしまい、過剰反応などの機能障害を起こしてしまうのです。
膵臓の機能が低下すると分泌の過不足が起こり、必要な分が出なかったり不必要に出過ぎたりするのです。
膵臓の機能を回復するには
膵臓を回復させるのに効果的なのは絶食とされ、膵炎などの疾患にかかった場合も経口摂取は止められます。
長期にわたって絶食すれば体力の低下も激しいので、日々の生活の中で空腹の時間を作ることが大切です。
最も大切なのは睡眠時に空腹になっていることで、朝起きて30分ほどたったらお腹が空いているのが健康の目安です。
血糖値の調節が上手くいっている人は朝の目覚めが良くなり、普段から低血糖を起こしにくくなります。
だから寝る3時間前からは食事をやめて、満腹で眠らないようにしましょう。
まとめ
血糖値はホルモンで調節されインスリンが過剰になると低血糖を起こす
普段から糖質の摂取が過剰だと膵臓の機能が低下してインスリンが過剰になりやすい。
寝る30分前は食事を控えると膵臓の機能が回復し血糖値が安定する。