「長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が原因で、首がコリやすくなった。」
「首がこると顎が痛くなることがよくある。」
「ストレスが溜まると首のコリがよりひどくなる。」
こんな悩みを抱えていませんか?
首コリと顎関節症には関係があります。
こちらでは首コリと顎関節症の関係と対処法について書いています。
首コリと顎関節症の関係
顎関節症が起こる原因に姿勢の問題があります。
胸椎の伸展可動域は20~25°程度で、腰椎の伸展可動域である15~20°より大きいのが特徴です。
胸椎は後彎しているので後ろに反らす伸展は可能になっていますが、後湾がひどくなり伸展が失われている状態が猫背です。
頭部の重心が胸椎より前方にあると、頭部の重さにより僧帽筋や脊柱起立筋が緊張し咬筋群も緊張させるのです。
そのため、猫背型の顎関節症は胸椎の伸展を取り戻すことが重要です。
猫背型の人は顎関節症に頭痛、首コリなどに悩まされていることが多くあります。
筋力の弱い女性に多く、長時間のデスクワークが原因となります。
口が開けられないのは
頭部が頸椎の中心から左右にずれていると、普段から首コリや頭痛があり頭を上下に動かすと痛みが出ます。
最も顎を開けにくいタイプで、普段から噛みしめが見られます。
普段からデスクワークで運動不足の人に多く、肩甲骨の動きが少なくて寝違えも起こしやすいタイプです。
普段から肩の痛みなどに悩まされ、首や肩の動きが制限されています。
ストレスで悪化するタイプ
ストレスで悪化する人は筋緊張が強いタイプで、寝ている時でも噛みしめている傾向があります。
すると僧帽筋や胸鎖乳突筋が硬くなりやすく、咬筋群にも強い筋緊張が現れます。
ずれは少ないですが、頚椎の前彎カーブが少ないストレートネックとなっています。
そのため常に肩こりや首コリに悩まされており、悪化すると頭痛やめまいを起こします。
首コリからの顎関節症を解消するには
上記のような3タイプに共通するのは肩回りや背骨の運動が不足しているという事です。
ウォーキングや筋トレをしていても、バンザイや捻りの動作が不足していると顎関節症の原因となる胸椎が硬くなります。
そこでお勧めなのがラジオ体操です。
ラジオ体操は特殊な動きはありませんが、背骨から肩甲骨に骨盤を一通りバランスよく動かしています。
そのため、普段から朝と晩に一回ずつラジオ体操を行うだけでも顎関節症の予防になります。
下手なストレッチは身体を傷める原因になるので、まずは無難なラジオ体操から始めるのがお勧めです。
まとめ
顎関節症の原因は頚椎のズレや筋肉の緊張、胸椎の硬さなどに分かれます。
どの原因も突然に起こるのではなく運動不足の結果として起こりやすくなります。
そのため普段から朝晩のラジオ体操は欠かさないようにしましょう。
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