「膝が痛くて曲げられない」
「筋肉をつけたくても歩けない」
「リハビリをしても治らない、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
膝の痛みは放っておくと変形することがあります。
こちらでは膝痛が起こる原因と対処法について書いています。
膝痛はなぜ起こるのか?
ひざの痛みの原因は色々とあり
- 筋肉
- 骨
- 靭帯
- 軟骨
- 滑液
などの膝関節を構成する様々なものが原因となります。
筋肉に負担をかけて痛める事もあれば、骨への負担から変形が起こって痛む場合もあります。
また膝関節に炎症が起こって靭帯や軟骨が痛むことも多く見られます。
変形性膝関節症は関節の炎症に分類され、膝の内が側が痛む事が多く繰り返す炎症が原因で骨の変形が始まります。
膝のお皿の下辺りが痛むのは腱の炎症に分類され、太ももの筋肉に過度な負担がかかる事で起こります。
また膝の内側が痛む人は、膝の内側にある滑液で炎症が起こっているので膝が腫れあがって痛みます。
基本的には膝のどこが痛むかで膝の状態が分かりますが、例外的なパターンもあるので自分で決めつけずに痛みがひどいなら病院を受診しましょう。
傷めるのはどんな人か
変形性の膝関節症などは加齢とともに起こる疾患で、加齢により筋肉が硬くなり筋力が低下することが原因で起こります。
また骨盤や股関節に問題があれば膝の負担が大きくなるので、一時的に膝の痛みを解消しても再発する危険が高いと言えます。
足関節が硬くて膝への衝撃が大きいと、滑液包での炎症も起こりやすくなり膝が腫れやすくなります。
基本的には膝の前側が腫れますが、変形性の場合は膝の裏側が腫れやすくなります。
いずれにしても関節の動きが硬くなるのは、足の水分代謝が悪くて関節が腫れているためです。
そのため、変形性膝関節症を解消する第一歩は下半身の水分代謝を高めることです。
下半身の水分代謝を高めるためには
下半身のむくみを感じたときには、次の3つのツボを刺激してみましょう。
足のツボは指で押さえながら足首などを動かして筋肉を伸び縮みさせると効果があります。
リンパの流れが悪かったり筋肉が硬かったりする人ほど痛みやすいので、痛い人はほどほどの力で押さえましょう。
まずは三陰交(さんいんこう)から、内くるぶしの頂点から指4本分上がったところで骨と筋肉の境目です。
推しながら足首を曲げ伸ばしすると足の血液とリンパの巡りを良くして冷えやむくみを解消してくれます。
次は陰陵泉(いんりょうせん)で、膝の内側の骨を上から下へとたどると凹んでいる部分です。
軽く押して足首を曲げ伸ばしすれば老廃物の代謝を促し浮腫みを解消します。
最後は太谿(たいけい)で、内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみです。
押しながら足首を曲げ伸ばしすれば下半身の冷えやむくみを解消します。
これらのツボ押しはお風呂上がりなど身体が温まっている時ほど効果的です。
続けることで流れが徐々に良くなり冷えやむくみが解消されやすくなります。
まとめ
膝の痛みの原因となるのは筋肉や靭帯の柔軟性から滑液の流れなど多岐に渡ります。
その中でも水分代謝が悪く関節の負担が増えると変形性膝関節症は起こりやすくなるのです。
水分代謝が悪い人はツボ押ししながら足首の曲げ伸ばしをすることで関節の負担を減らせます。