若い時よりも疲れやすくなっていませんか?
「朝から身体がだるい」
「頭痛や腰痛が増えた」
「眠れない、、」
こんな悩みを抱えている人は身体に毒が溜まっているかもしれません。
今回のブログを見れば身体に毒が溜まっている時のサインと、東洋医学の対処法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
毒がたまっているサイン
人間は40代になると徐々に不調が増え始め、疲れやすくなったり精神的に不安定になったりします。
女性であれば更年期の前兆の場合もありますが、その背景に隠れているのは肝機能の低下です。
40代頃からは職場や家庭での精神ストレスが増える傾向にあり、さらに肝機能の低下から回復力も低下するのが問題となります。
肝機能の低下が起こる事で睡眠の質が低下し、寝ても疲れがとれずに精神的にイライラしたり落ち込みやすくなるのが毒が溜まっているサインです。
肝臓の三大機能である解毒と貯蔵、胆汁の分泌などが低下すると、排泄すべき尿酸や有害金属が身体に溜まりやすくなります。
結果として身体には排泄すべき老廃物が溜まり、様々な毒が溜まる事で生活習慣病などのリスクも高まります。
東洋医学で見る毒とは?
現代医学から見れば毒に該当するのは排泄すべき老廃物だったり、食品添加物や農薬だったりします。
ですが東洋医学における毒は少し違って、体内の生理機能を阻害するもの全般を指します。
具体的には水分代謝の異常を起こす水毒に血液の滞りによる血毒、消化不良や便秘による食毒などがあります。
さらに熱中症などの原因となる身体に熱が溜まる熱毒を加えて四毒と呼び、これらの毒が40代以降には特に溜まりやすくなるのです。
40代以降の問題点といえば肝機能などの低下だけでなく、運動不足と筋力の減少から運動しても効果が出づらいという点です。
そのため、40代になるとそれまでと同じ食事をしていても問題が起こりやすく、問題を解決する解毒の能力も低いと言えます。
東洋医学が教えてくれる出すというケア
東洋医学が重視しているのは余分なものを出すという事で、水毒に血毒、食毒に熱毒の四毒を出す事が大切になります。
若いうちは毒を出す力が強いですし、多少の毒を溜めていても元気に動けます。
ですが、40代を超えた頃から毒を出す力は弱まり、溜まっている毒の分だけ動きづらくなるのです。
現代では栄養のある食材やサプリなどをとる事が健康に必要と考えますが、東洋医学では40代を超えたら出すというケアを勧めています。
身体に不要なものを出すという事で、身体の負担を減らして不調が出にくい身体を作ってくれるからです。
健康にとって大切なのは、身体の負担を減らして身体が持っている本来の機能を高める事なので薬膳や生活習慣を整える事を勧めています。
まとめ
40代からは肝機能の低下などから不調が出やすくなります。
東洋医学で考える毒とは生理機能を阻害するもの全般です。
大切なのは出す事を意識して身体の負担を減らす事になります。
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