自律神経を整える東洋医学の肝のケア

無意識にため息をついていませんか?

「気分がふさぎ込む」

「イライラする」

「気づくと溜息をついている」

こんな状態が続いていたら自律神経が乱れているかもしれません。

今回のブログを見れば自律神経が乱れる原因と整えるための薬膳とツボ押しケアが分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

肝が司る自律神経

東洋医学では自律神経の働きは気の巡りと捉え、気の巡りが滞った気滞という状態が自律神経失調症と考えます。

五臓の中でも気滞の原因となりやすいのが肝で、東洋医学では精神の働きは肝と心がすると考えています。

そして肝は本能を司り気滞を起こしやすく、気滞になると本能的な喜怒哀楽を出せなくなります

そのため肝気が滞ると精神的に不安定となり、 気分が塞ぎこんだりイライラしたりします。

無意識にため息が増えるのは頭に熱がこもっている気滞の特徴で、そんな時は好きなことをしていても楽しめなくなります

東洋医学では自律神経を整えるために肝を調節して気滞を解消する事が大切と考えています。

薬膳

肝による気滞を解消するには休息が必要となり、睡眠時間を確保する事も大切です。

気滞の解消に役立つのは柑橘類の香りで、グレープフルーツやミカンなどはお勧めです

基本的に酸味は肝の働きを調節し気滞を解消するので、旬の柑橘類を選ぶことは効果的です。

グレープフルーツは春が旬でミカンは冬となり、秋はレモンやライム、夏にはスダチやカボスが旬を迎えます。

基本的には季節が旬で酸味のある果物を選び、果物が無い時期は梅干しや酢の物を食べるようにしましょう

後は自律神経を整える作用があるジャスミンティーやレモンバームなどのハーブティーも気滞の解消に役立ちます。

自律神経を整えるためのツボ押し

気滞が原因で自律神経が乱れている場合にお勧めなツボが太衝(たいしょう)になります。

太衝は肝が不調な時ほど痛く感じ、刺激すると肝の機能を高めるのに役立ちます。

場所は足の甲の親指と人差し指の骨が交わる窪みにあり、指の方から足首にかけて甲を擦っていくと分かります

太衝は強い刺激はダメなので、親指の腹を使って優しく円を描くように刺激します。

1回につき30秒から1分程度の刺激を寝る前に行う事で、睡眠中に肝臓の修復を促し睡眠の質も高まります。

睡眠の質を高める事は自律神経も整えて、筋肉の緊張も緩みやすくなり気滞の解消につながります

まとめ

ため息が増えるのは自律神経が乱れて気滞の状態になっています。

気滞を解消するのは旬の柑橘類になります。

寝る前に太衝を刺激しておくと気滞は解消されやすくなります。

⇒気滞を解消して自律神経を整える!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

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