東洋医学から見たコロナ後遺症の原因と対策

コロナにかかった事はありますか?

「治ったけど身体がだるい」

「息苦しさが続いている」

「身体が痛んでいる」

こんな症状はコロナ後遺症かもしれません。

今回のブログを見ればコロナ後遺症の症状や原因に対策までが分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします

コロナ後遺症とは

新型コロナ後遺症とは感染症から回復したにもかかわらず不調が続いているか、新たな症状が現れるなどの状態を指しています。

WHOの発表ではコロナウィルスからの回復後に少なくとも2カ月以上も症状が持続し、他の疾患による症状として説明がつかないものと定義しています

原因についてはまだ完全には解明されていませんが、少量のウイルスが体内に残っていたり自己免疫反応を起こしていたりする可能性が指摘されています。

他にも血管や神経の損傷、肺の機能の低下なども考えられていますが、現在でもまだ不明な点が多いようです。

世界的に見ても後遺症に悩む人の数は増えており、WHOの発表では感染者の10人に1人が新型コロナ後遺症になるとの見解を示しています

また傾向としては女性の方が後遺症を発症する傾向が高いということで、主な症状には倦怠感や微熱、食欲不振に咳や頭痛、思考力の低下に不眠、息苦しさ、身体の痛みなど多岐にわたります。

東洋医学から見た原因

東洋医学では漢方などを処方する事が多く、コロナ後遺症に効果が出ていると言われているのは五苓散(ごれいさん)十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)などです。

どちらも身体の水分の巡りが悪くなる水滞を解消するための漢方薬なので、コロナ後遺症が起こりやすい人は水滞体質だと考えられます。

男性よりも女性の方が水滞にはなりやすいので、女性の方がコロナ後遺症が多いという発表にも当てはまります。

そもそもコロナは呼吸器系の疾患で、コロナに感染する事で肺が弱れば身体の水分の巡りが悪くなると東洋医学では考えています

水分の巡りが悪くなれば血流も悪くなり冷えのぼせの状態が起こりやすいので、風邪に似た症状が現れて倦怠感や思考力の低下、息苦しさに頭痛や微熱が現れると考えられます。

さらに消化器系の機能低下も水滞を起こすので、普段から消化器系が弱い人ほどコロナ後遺症が起こりやすいとも考えられます。

水滞の対処法

東洋医学から見ればコロナ後遺症は胃弱で浮腫みやすい水滞体質の人ほどなりやすいと考えられます。

そのため、普段から消化器系を労わり水滞を解消する事がコロナ後遺症を解消するポイントと考えられ、消化器系を労わるために必要なのがプチ断食で食事をしない時間を12時間ほど作る方法です

晩ご飯を19時に食べ終わったら、朝ごはんを7時に食べるようにするだけでも12時間のプチ断食となります。

また、浮腫みを解消するポイントは身体を温めてストレッチをする事なので、お風呂などで身体をしっかりと温めてから下半身を中心にストレッチをする事は水滞の解消に有効です

基本的に水滞体質の人は下半身が冷えて冷えのぼせの状態になりやすいので、普段から下半身の筋肉に刺激を入れることも大切です。

消化器系の回復を促すのも兼ねて30分くらいのウォーキングも水滞の解消に効果的なので、倦怠感や食欲不振、息苦しさに悩まされている人は実践してみて下さい。

まとめ

コロナ後遺症の原因は完全には解明されていませんが10人に1人はかかると言われています。

東洋医学から見れば水滞がコロナ後遺症の原因となります。

水滞の解消には胃を労わって身体を温めストレッチをする事がお勧めです。

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