身体を柔らかくする方法を知っていますか?
「年齢とともに硬くなってきた」
「ストレッチをしても変わらない」
「身体が痛みやすくなってきた」
こんな症状は身体の柔軟性が加齢とともに失われている証拠です。
今回は加齢に伴い硬くなる身体を柔らかくする方法について解説します。
当院は東洋医学の理論に基づいて身体を柔らかくする方法について解説するので、良かったら最後までお付き合いください。
加齢に伴う身体の変化
年齢を重ねて関節を動かさないと、関節周囲の筋肉や腱が縮み関節の動きが悪くなってしまいます。
関節の動きが悪くなると痛みを感じやすく、日常生活にも不便が生じ痛みを恐れていると余計に動かさなくなる悪循環に陥ります。
大切なのは定期的に関節を動かすことで、関節の動きを理解した上で様々な角度に動かすことが大切です。
痛みがあると筋力不足を疑う人は多いですが、多くの場合は可動域が不十分なために痛んでいます。
筋肉をつけすぎると逆に動きが硬くなる人もいるので、必要なのは脱力して関節の動きを最大限に大きくする事です。
特に背骨の動きは大切で、人間の身体は放っておけば身体が丸まって動きが制限されるので背骨の動きを高める事は最も重要なのです。
理想の身体とは
東洋医学で考える理想の身体とは筋肉がしっかりとある身体ではなく、必要な動きをスムーズに出来る機能性の高い状態と考えています。
機能性に優れた筋肉は過度な緊張が無いので、少ない負担で日常を生活できるように最適な動きができます。
現代人の多くは身体の緊張が強くて無駄なエネルギーを使っており、筋力をつけて無理やりに動かそうとする人が目立ちます。
ですが、身体を脱力させて必要最低限の力で動くことが出来れば疲れにくく痛みにくい身体を手に入れられるのです。
脱力するのは慣れれば誰でもできますが、技術と同じで脱力が出来るかどうかはセンスも関係してきます。
初めから脱力を出来る人もいれば、脱力をするのに苦労する人もいるので次は身体中の筋肉を脱力させる方法を紹介します。
脱力のコツ
脱力は身体が硬い人でもできますし、逆に身体が柔らかい人が脱力が得意とは限りません。
脱力とは筋肉に出される神経からの縮めという指令を中断する行為で、ポイントとなるのは身体が緊張しているのを自覚する事です。
多くの人は筋肉に力が入っていることを自覚できていないので、脱力の第一歩は身体に力が入っていることを自覚することです。
そこで試してほしい脱力の方法がお風呂です。
やり方)
- 41℃くらいの湯船に浸かる
- 肩まで湯船に浸かって腕を浮かしましょう
- 脱力が出来ていれば腕が浮きます
筋肉は冷えていると脱力がしにくくなるので湯船で試した方が実践しやすくなります。
また、プールでのふし浮きなどもお勧めで、脱力できていれば身体は浮くので水に身体を浮かべる感じが脱力した状態です。
この感覚を覚えておけば立った時に背骨の緊張が分かるようになり、背骨が最も脱力した姿勢が分かるようになります。
普段から立った時に意識して背骨が最も脱力した姿勢を意識できれば、自然と身体は機能的に動くようになっていきます。
まとめ
加齢に伴い運動不足だと身体は硬くなっていきます。
機能性の高い身体を手に入れるには脱力が大切です。
脱力とは水に浮いている感覚で、不要な緊張に気づける身体を手に入れることになります。
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