東洋医学から見た関節痛の対処法

何もしていないのに関節が痛むことはありませんか?

「指の関節が痛い」

「肩が痛む」

「日によって痛みが違う」

こんな関節の痛みにはいくつかの原因があります。

今回は定期的に起こる関節痛の原因と対処法について解説します。

当院は東洋医学の理論に基づいて関節痛の対処法について解説するので、良かったら最後までお付き合いください。

関節痛が酷くなる時

女性は男性よりも関節痛が起こりやすく、関節痛に悩む女性は生理痛にも悩まされている事があります。

その場合に共通しやすいのが甘いものを食べた後に痛みがひどくなるという事です。

甘いものを食べると血糖値が上がるので、元から血流が悪い人は血糖値の上昇に伴い血流の滞りが起きて関節が痛むことがあるのです

また、血流が悪い人は冷え性にも悩まされやすいので、冷えることで筋肉が硬くなり筋肉痛のような症状も現れやすくなります。

一般的に白砂糖が身体を冷やすと言われるのは、血流を悪くして身体の先端まで熱を運べなくなるからです。

東洋医学では瘀血(おけつ)または血滞(けったい)と表現され、血流の悪さは万病の元と考えています。

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東洋医学から見た関節痛

関節の痛みや腫れは東洋医学では痹証(ひしょう)と表現し、低気圧や冷え、湿度の高さなどが原因としています。

そのため関節痛は雨の時の低気圧などで起こりやすく、湿度が上がる時期は晴れていても関節痛が起こります

また、湿度が高い時は身体が浮腫んで冷えやすくなるので、雨で寒い時に関節痛は最も強くなります。

血液が身体の隅々まで巡っていれば気圧や寒さに負けなくなりますが、現代人は運動不足や甘いものの食べ過ぎのために血液の巡りが悪く気圧や寒さに負けやすくなっています。

基本的に体質が痛み方に反映され、浮腫みやすさや緊張しやすさが痛み方の原因になります。

また、普段の生活習慣が悪い人ほど痛みやすくなるので、運動不足や甘いものの食べ過ぎなどの習慣にも気をつけるのが大切です

東洋医学の対処法

東洋医学では痛み方によって対応を変えるので、まずは自分の痛みがどんな時に悪化するのかを確認しましょう。

ポイントとなるのは痛む場所や痛みの強さで、原因が変われば痛み方は変わるのが普通です

同じ人でも時期によって痛みの原因が違う場合があるので、痛み方が違うと感じたら対応を変えるようにしましょう。

いつも同じ場所ばかりが強く痛む人は冷えが原因である事が多いので、最も冷えやすい足元を温めることが基本となります。

痛む場所が日によって違う人は気圧の変化で首が緊張しているので、肩回りの体操をして首の筋肉を緩める事が大切です。

痛みは強くないが軽い痺れも感じる人は湿度に負けているので、白湯をしっかりと飲んで尿を出すことが大切になります。

基本的に痛み方は3種類ですが、2つの痛み方が同時に出る場合もあるので臨機応変に対応するのが大切です

まとめ

関節痛は血流の悪さから起こります。

天候の影響も受けますが、運動不足や甘いものの食べ過ぎも原因となります。

大切なのは痛みの原因に応じた対応を心がけることです。

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