夏の暑さが心不全を招く!?

夏の暑さで息苦しさを感じていませんか?

「息切れしやすくなった」

「足が浮腫んでいる」

「夜に何度もトイレで起きる」

こんな症状は心不全が原因でも起こります。

今回は心不全の原因と対処法について解説します。

当院は東洋医学の理論に基づいて心不全の予防法を解説するので、良かったら最後までお付き合いください。

心不全とは

心不全とは心臓が血液を送り出すポンプ機能が低下しており、内臓や筋肉への十分な血流量が確保できない状態です。

血流量の減少があると疲労しやすくなり、筋力低下などから強い倦怠感も起こります。

末梢に届く血液が不足していると手足の冷えなども感じやすく、人によっては夜間頻尿なども起こります

心不全の主な症状は息切れや浮腫みですが、夏に冷えを感じやすく夜間頻尿に悩まされている人も心不全が疑われます

そんな心不全の原因の一つが腎機能の低下で、夏の暑さで汗を大量にかくと体内の水分や塩分が失われると腎臓への血流量が減少して起こります。

また、普段から運動不足で動脈硬化などがある人は心不全になりやすいのも特徴です。

友だち追加⇐健康になれるか聞いてみる

腎機能の低下

腎臓の血流量が減少すると老廃物の排泄が不十分となり、結果的に腎機能の低下を招き腎不全の原因となります。

そして腎機能が低下すると心臓のポンプ機能も低下し、十分な血液を肺にも送り出すことができなくなり酸素不足となってさらに腎臓の機能が低下します

血流量が減少するきっかけは水分不足になりますが、心機能が低下している事で血流不足が顕著になります。

また、血管が動脈硬化を起こしていると腎機能は低下しやすく、老廃物が溜まっている事で心臓の負担がアップします。

動脈硬化を起こしやすい人は普段から高血圧の人で、日々の生活習慣で高血圧になっています

血圧は血流量と血管の柔軟性で決まるので、高血圧にならないためには血管をしなやかにする必要があります。

大切なのは血流を高めて血管の柔軟性を取り戻すことなのです。

対処法

塩分を摂ると浸透圧の影響で血流量が増加し、血流量が増えることで血圧が上昇します。

そのため過度な塩分は高血圧の原因となりますが、塩分不足の状態だと血流量が不足して心不全の原因ともなります

大切なのは失った塩分を適切に補給する事で、夏は予想以上に塩分や水分を失っているのでこまめに補給する必要があるのです。

高血圧の患者は1日10gくらいまでの塩分が良いとされ、高血圧のない人は1日15gくらいまでOKで1日7.5g以下だと動脈硬化のリスクがかえって増加すると言われます。

そこでお勧めなのが青魚を食べる習慣で、青魚に多く含まれるDHA、EPAなどの必須脂肪酸は動脈硬化を予防する作用があります

薬膳の観点から見るとイワシの豆腐ハンバーグは特にお勧めで、動脈硬化を予防しながら身体を潤す作用が期待できます。

青魚には塩分の摂り過ぎを予防するカリウムも含まれており、豆腐を混ぜる事で適度に血流量を高めて心臓の負担も減らしてくれます。

まとめ

血流量の低下で心不全は起こります。

夏は汗をかくことで水分と塩分が不足し血流量が低下し、腎機能の低下が起こると心不全の原因となります。

夏の心不全の予防にお勧めなのは、動脈硬化を予防する青魚を食べる習慣です。

⇒心不全を未然に防ぐ!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます

月曜日
10:00 AM - 8:00 PM
火曜日
10:00 AM - 8:00 PM
水曜日
クローズ
木曜日
10:00 AM - 8:00 PM
金曜日
10:00 AM - 8:00 PM
土曜日
10:00 AM - 8:00 PM
日曜日
クローズ

祝日はお休みです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。