同じ年をとるなら健康で若々しくいたいと思いませんか?
「最近は身体が重く感じる」
「認めたくはないけど歳かなぁ、、」
「何だかやる気も出ない」
こんな症状は身体からの警告かもしれません。
身体が弱るのは老化症状とは限らずに身体に問題が起こっている事もあるので、今回は風吹ジュンさんが行っている健康法を参考として紹介します。
当院は東洋医学の理論に基づいてアクティブシニアを実現するための方法を解説しているので、良かったら最後までお付き合いください。
風吹ジュンさん
1952年生まれで宝塚出身の風吹ジュンさんは70代になっても元気で若々しい姿で活躍されています。
そんな風吹さんが実践している健康法は3つありました。
一つ目の健康習慣は身体を伸ばすことを意識した運動で、普段からケガの予防のために身体の可動域を高めているとの事です。
そして二つ目の健康習慣が糖質制限による体質改善で、実は50代の頃に砂糖アレルギーが判明したとの事で糖質を制限しているとの事です。
普通なら疲れが溜まった時は糖質が欲しくなりますが、糖質を分解する能力は人によって差があり風吹さんにとっては重荷になっていたのです。
そのため、糖質制限を始めてからは身体が軽くなり体調が良くなったそうです。
三つ目の健康習慣はストレスを溜めないようにする事で、炭水化物を減らしながらも肉類はしっかり食べたりドライフルーツやナッツを食べて満足度を高めているとの事です。
美味しくてパワーが出るものであれば、ストレスなく元気に過ごせると実感されています。
適切な栄養量とは
身体の健康を保とうと思えば、栄養状態のバランスを整える必要があります。
栄養状態とは消費量に対する摂取量のバランスで、過剰でも不足していても問題となります。
少量の過不足であれば問題にはなりませんが、長期間に渡って栄養状態が偏っていると徐々に健康問題を引き起こすと言われます。
特に食物アレルギーは遅延性と呼ばれるものがあり、身体に合っていない食材は時間の経過とともに身体に悪影響を与えます。
食物アレルギーの主な原因はタンパク質ですが、糖質が過剰な事により慢性的な炎症が起こっている場合もあるのです。
特に加齢に伴い体質が変わったと感じる人は、食事の過剰な摂取が日々の生活に潜んでいるかもしれません。
東洋医学から見ると
糖質の主な役割は脳や筋肉のエネルギー源なので、加齢に伴い活動量が減れば摂取する量は減るのが普通なのです。
消費量が減れば身体の要求量も減ってくるので、自然と食事の好みも変わってきます。
そのため年代によって身体に合う食材や食事量を見つけて、身体が必要としない物は減らす事が重要なのです。
年代が進むにつれて不要になりやすいのが糖質と脂質で、脂質の主な役割は体温の保持とホルモンの原料です。
脂質も年齢とともにホルモンの分泌量が減れば必要量が減ってくるので、若い時ほどは脂っこいものは欲しがらなくなります。
大切なのは意識的に糖質や脂質を減らしてみて、体調が良くなったと実感したら継続する事です。
基本的にタンパク質は身体の機能を維持するために必要量が多いので、減らす必要は少ないのが特徴です。
ストレスに感じるほどに減らすよりも、風吹さんのように他の食事で代替するのも大切です。
ここでのポイントは自分の体調の変化に敏感になる事で、普段から身体を動かしている人ほど敏感なので体操をする癖などもつけておくと効果的です。
まとめ
風吹さんの健康の秘訣は適度な運動と食事制限です。
年齢とともに必要な食事量は減っていくので、不調を感じたら糖質と脂質を減らすのが大切です。
軽い運動をしながら、ストレスにならないくらいの食事を心がけるのがポイントになります。